北海道日高山脈のカムイエクウチカウシ山(通称「カムエク」)に登ってきました。メンバーは、非会員2名と私の3名でした。
天候に恵まれ、素晴らしい展望と高山植物を満喫しましたが、非常に厳しい山でした。

特に、三股から八ノ沢カールまでの滝の高巻きの部分(コースタイム登り約1時間30分)が急登かつ危険箇所の連続で、そのルートは下りの方がもっと大変でした。

しかも、カムエクに登りたいと言っていた最も若い53歳のメンバーKIさんが滝の高巻きの急登でバテてしまい、山頂に着くのが予定より1時間半くらい遅れました。

さらに、下山では急な箇所で時間が掛かってしまい、GPSを使い、ヘッドランプを点けて渡渉点を探しながらの沢渡渉という大変危険な下山となり、15時到着の予定が20時を過ぎてしまいました。

このため、8/13に予定していた山行は中止として観光に切り替えました。

北海道は、私たちが行く前に台風7号に襲われましたが、ちょうど通り過ぎた後に行きました。また、私たちが帰った後、台風9号、11号、10号と8月だけで4つも台風が上陸して被害をもたらしましたが、私たちは天候に恵まれましたので大変運が良かったと言えます。

日 程:2016年8月10日(水)~12日(金)  13日(土)~14日(日)観光

参加者:(リーダー)HHさん、KIさん、岡野屋 清の3名

地図1

行 程

10日:とかち帯広空港 <レンタカー> 中札内村セブンイレブンで買い物

<レンタカー> 札内川ヒュッテ駐車場 … 七ノ沢出合 … 八ノ沢出合

11日:八ノ沢出合 … 三股 … 八ノ沢カール … カムイエクウチカウシ山

… 八ノ沢カール … 三股 … 八ノ沢出合

12日:八ノ沢出合 … 七ノ沢出合 … 札内川ヒュッテ駐車場

<レンタカー> 道の駅「なかさつない」<レンタカー> ホテル

13日:ホテル <レンタカー> 襟裳岬観光 <レンタカー> ホテル

14日:ホテル <レンタカー> 六花の森・中札内村美術村観光

<レンタカー> とかち帯広空港

カムイエクウチカウシ地図2

10日(水) 天候:晴れ 札内川ヒュッテ~八ノ沢出合
歩行時間:3時間55分、休憩時間:35分

行程・時間(5分刻み、以下同じ)

とかち帯広空港[9:10頃発] <レンタカー> セブンイレブン中札内店[9:40頃-55頃]

<レンタカー> 札内川ヒュッテ駐車場[10:20頃着]

札内川ヒュッテ[11:10発] →(1時間)→ 滝見橋[12:10-15]

→(45分)→ 七ノ沢出合[13:00-20、靴履替え] →(1時間)→ 途中の川原[14:20-30]

→(1時間10分)→ 八ノ沢出合[15:40着](テント泊)

羽田空港7:15発のANA4761便に搭乗し、とかち帯広空港に5分遅れで8:55頃に着く。KIさんの出迎えを受け、同氏が新千歳空港で借りたレンタカーで9:10頃に出発する。同氏は8月7日から北海道に来ていたのだ。

まずは中札内村のセブンイレブンで買い物だ。その後、登山口のある札内川ヒュッテまで行くと、駐車場には25台もの車がとめられており、数の多さに驚く。登山者が相当多いので、テント場は良い場所を確保するのが大変だろうと思う。しかし、後で分かったのだが、半分くらいは釣りの人たちだったようだ。七ノ沢出合や釣りのポイントまでは自転車で行く人も結構いるようだ。

ヒュッテ先には、トンネルの手前に大きなゲートがあり、「土砂崩れおよび落石が多発し、交通の危険を防止するため、徒歩を含めて、通行止めとしております。」と書かれた帯広建設管理部事業課の大きな看板が貼ってある。一説によると、北海道在住の人はカムエクには登らず、登山者のほとんどが道外の人だとのこと。

ヒュッテの中に入り、コンビニで買った昼食をとる。この小屋には水場がないが、きれいなトイレがあり、1階にはテーブルと椅子がある。2階の宿泊室は畳が敷いてあり、立派な小屋だ。

テント2泊3日分の食糧をザックに入れて、出発する。しばらくは道道111号の静内中札内線を歩く。

この道は、通称「日高横断道路」と呼ばれているようで、中札内村から札内川沿いに進み、新ひだか町(元の静内町)に至る道路だが、山の中の部分は未着工となっている。カムイエクウチカウシ山に登る際の七ノ沢出合の先にある七ノ沢橋とその先の眺望橋までは完成しており、さらにその先の兎影橋のトラスができたままの未完成状態にあるようだ。(http://morigen.net/blog/?p=2203を参照)

新ひだか側は、静内川の上流コイカクシュサツナイ岳の南西辺りまでで止まっているようだが、現在、一般車は静内ダム手前までしか入れないようだ。日高横断道路は、途中の東の沢橋の所で、北のコイボクシュシビチャリ川沿いに進むが、以前は西に行くコイカクシュシビチャリ川沿いの林道行くとペテガリ山荘まで車で入ることができたそうなのだが。(http://morigen.net/blog/?p=2210を参照)

それにしてもよく似た名前の川が2つあるものだ。

札内川ヒュッテ脇のゲートの先で、トンネルを2つ抜けるが、電灯は点いていないので中は真っ暗だ。そして、2つの覆道を通る。2つ目は夫恋(つまこい)覆道と名付けられており、名前の由来が説明された案内板がある。(上記1つ目の参照ページに写真あり)

道の脇には、キオンという背丈の高い黄色い花やノリウツギ、ヤマアジサイなどが咲いている。

1時間ほど歩くと滝見橋という立派な橋に出る。ちょうど1時間歩いたので休憩を取る。この道は単なる林道ではなく、北海道道なのでこんな立派な橋が架けられるのだろう。長さが162mもあるとのこと。滝が見えるが、何という滝なのか名前は分からない。

滝見橋から歩いていくと、次第に道が狭くなり、荒れた状況となってくる。45分ほどで七ノ沢出合に着く。女性2名のパーティがいるので尋ねると、ここでテントを張るとのこと。歩くのが遅いので、テント3泊とのこと。

ここから登山口を渓流シューズに履き替えて、ヘルメットを被る。小生は、沢登りは30数年前に丹沢のユーシン沢の滝で玉突き落下により滝つぼに落ちて以来で、当時は地下足袋にわらじという装備だったので、渓流シューズとヘルメットは新たに購入した。

歩き始めてしばらくすると、札内川の水に入る。初めは浅くて20センチくらいしかない。広い川なので中洲がたくさんあり、右岸、左岸、中洲、隣の中洲と行ったり来たりで、何回も渡渉がある。八ノ沢出合まで、数えなかったが、30回くらいあっただろうか。大体の所は膝上くらいまでの水位で、一番深かった箇所は、膝上15センチくらいだった。

渡渉点には赤テープか小さなケルンがあるが、場所によっては見付からず、リーダーの判断で渡渉する。両岸や中洲も砂や石の上を歩く所や草むらの中を歩く所があり、どちらに進むのかよく注意していないと道を見失い、元の所まで戻る。崩れやすい岸の崖状の場所を歩く所もある。

1時間くらい歩いた川原で休憩を取る。急な登りではないが、水の中を歩くときには転ばないように気を遣いながら歩くので、結構疲れる。

半分は過ぎているだろうと思って歩き始めるが、結局1時間10分で八ノ沢出合に到着する。手前の方の場所を選んでテントを張ることにする。キャンプ場ではないので、あちこちにテントを張った跡が広がっている。翌日歩いてみると、100メートル近い広がりのようだった。周りを歩いてみると、私たち以外に5張のテントがある。いずれも1名か2名のようだ。翌日登る人と下る人がいるのだろう。

テントを張った場所は、沢の水位よりは5メートルくらい高く、砂がほぼ平らに広がっていて、とても良い場所だ。しかも、すぐ脇に焚き火の跡があるので、私たちも石で竈門を作り、枯れ枝を集めて準備をする。周りを探していると、外れの方にキジ場があるのも見付ける。

食事はヒグマを意識して、各自で臭いの出ないものを持ってくることにしていた。このため、アルファ米やジフィーズの食材だ。中札内村のコンビニで買った赤ワインと、持ってきたチーズやソーセージをいただきながら歓談する。

19時過ぎには終えて、20時には就寝とする。しかし、小生は暑くてなかなか寝付けない。結局、24時頃にテントの外に出て、用足しをしてから、やっと寝付く。

11日(木) 天候:晴れ 八ノ沢出合からカムイエクウチカウシ山
往復歩行時間: 12時間10分、休憩時間:3時間35分

行程・時間

八ノ沢出合[4:30発] →(1時間5分)→ 途中[5:35-40] →(1時間)→ 三股[6:40-50]

→(45分)→ 途中[7:35-40] →(1時間)→ 途中[8:40-55]

→(10分)→ 八ノ沢カール[9:05-40、靴履替え・軽食] →(35分)→ 稜線分岐[10:15-20]

→(10分)→ 稜線テント場[10:30-35] →(50分)→ カムイエクウチカウシ山頂上[11:25-12:20]

→(35分)→ 稜線テント場[12:55-13:20] →(40分)→ 八ノ沢カール[14:00-10、靴履替え]

→(50分)→ 途中[15:00-10] →(1時間)→ 途中[16:10-15] →(20分)→ 途中[16:35-40]

→(15分)→ 三股[16:55通過] →(35分)→ 途中[15:30-35] →(30分)→ 途中[18:05-10]

→(35分)→ 途中[18:45-50、ヘッドランプ点灯]

→(1時間15分、途中で何度も立ち止まってGPS確認)→ 八ノ沢出合[20:05着](テント泊)

朝は2時半に起床の予定だったが、リーダーの「3時15分だ!」という声で目を覚ます。急いでお湯を沸かして朝食をとり、予定より30分遅れの4時半に出発する。サブザックなので荷物は軽い。

歩き始めると、八ノ沢は札内川の支流で傾斜も少し急になっており、川幅が狭く、大きな石がゴロゴロしている。渡渉の幅は狭いが、深さが一定ではないので、よく注意して川底を見ながら渡る。渡渉点を示すケルンは、小さな石2つか3つが重ねられたものなので、見付けにくい。

1時間ほど登って休憩を取る。正面には八ノ沢カールとカムエクの山頂付近が見える。振り返ると三角の格好良いピークが見える。ルートは時々沢を離れて岸の草むらの中を進む。途中の支沢には雪渓が残っている所もある。小さな滝もある。青紫色のミソガワソウがたくさん咲いている。

沢の石の上にヒグマの糞があるのを見付ける。この辺りにも居そうだと心配し、熊避けホイッスルを時々吹きながら歩く。熊避けベルは、音の大きいものを買ってあるので、ずっと鳴らしている。

歩き始めて2時間と少しで、三股に着く。ここは滝が3列あって集まっているので、この名前が付けられたようだ。八ノ沢カールへのルートは、真ん中のメインの滝の左岸を高巻きして登って行く。滝は数段の滝ではなく、何列かの細い小さな滝の連続で、標高差は八ノ沢カールまで540メートルもある。コースタイムは1時間30分なのだが、道も迷いやすく危険な箇所も多いので、もっと時間が掛かりそうだ。

登り始めると、確かに急な登りで、滝の脇の急な岩の斜面にロープが張られている所を登ったり、涸れた支沢の滝を登ったり、急斜面をトラバースしたりと休まる所がない。また、支沢の滝を登って行くと行止りになってルートを間違えたことに気が付く所もある。赤テープが所々に付けられているので、しばらく赤テープがないと要注意だ。また、入ってはいけない危険な所には長い赤い紐で行止りの表示がしてある。

ロープの張ってあるトラバース箇所で、KIさんが片足を滑らせて、危うく落ちそうになる。もう一方の足で何とか踏み止まる。落ちていればただでは済まない箇所だ。ケガはしなかったものの、急登でバテ始め、ペースが落ちる。何しろ以前会った時は、確か体重は70キロ台だったと思うが、今は90キロを超えているとのこと。登りがきついはずだ。また、前日、KIさんの渓流シューズの底が剥がれたので手拭いで縛っているが、手拭いは擦り切れてきたようだ。

途中には、ルートの脇に、ミソガワソウのほか、ハイオトギリ、エゾウサギギク、ミキャマダイモンジソウ、キタヨツバシオガマ、トカチフウロ、エゾヒメクワガタ、ミヤマダイコンソウ、オオバミゾホオズキ、エゾツツジなどたくさんの高山植物が咲いていて、目を楽しませてくれる。

2時間近く登って、やっと傾斜が緩やかになってくる。KIさんがきついということで長めの休憩を取る。そこから10分ほどで八ノ沢カールに着き、福岡大学ワンゲルメンバーの慰霊碑のある辺りで靴の履き替えをする。ここからはまた登山靴だ。小生は、持ってきたエネルギー・インとソイジョイで軽食とする。

カールの底からは、まず、ピラミッド・ピークとカムエク山頂方面を繋ぐ尾根の稜線分岐まで登って行く。途中には、またヒグマの大きな糞がある。何日か経過しているようだ。幸い、周りに姿を見ることはできない。

稜線分岐まで登るとトラバース状の道で、カール側しか見ることができない。もう少し登ると尾根に出て反対側の展望もありそうなので、小生は一足先に様子見で登り始める。10分ほど登ると、稜線に出て、テント場になっている。そこからは南西側の展望が開けて、幌尻岳などの山々がよく見える。ピラミッド・ピークの格好良い姿も楽しむことができる。ここで休憩してメンバーがそろうのを待つ。

そこから先の稜線ルートには、ハイマツがびっしりと生えていて歩きにくい。カール側は切り立っていて、間違ってハイマツの枝や根に足を引っ掛けて転ぶとカールまで落ちてしまいかねない。また、反対側も結構急斜面なのでそちらに落ちても大変だ。KIさんは慎重にゆっくり歩き始めたので、リーダーと小生は先に登ることにする。

途中にはちょっとした岩場もあり、登りには結構時間が掛かる。しばらく登ると、頂上手前の小ピークを越えて、お花畑の広がる素晴らしい登山道となる。この辺りには、濃い赤色のエゾツツジがたくさん咲いていて、そのほか、トカチフウロ、キンパイソウ、エゾシオガマ、タテヤマリンドウ、ウメバチソウ、オオイワツメクサなどもたくさん咲いている。つい写真ばかり撮っていて、歩くのが止まってしまう。

山頂にはリーダーに少し遅れて11:25に到着する。計画では10:00到着だったので、出発が30分遅れたことを考慮すると、1時間近く遅れての到着だ。しかし、KIさんはあと30分後に到着することになる。

カムイエクウチカウシ山頂上からの展望は360度に広がっているが、ちょうどガスが上がり始めている。写真と動画を撮影し、展望を楽しむ。リーダーのHHさんは大学のワンゲル部員の時にテントを担いでここまで登って来て、エサオマントッタベツ岳方面に縦走されたそうだが、霧が出ていたために展望がなかったとのこと。このため、この展望を初めて見ることができたのだそうだ。

KIさんが到着してから、記念撮影をする。しばらくゆっくりしてから、下山開始とする。早く下山しないと暗くなってしまうので、心配していたが、稜線テント場まで下りて待っていると、KIさんがなかなか降りてこない。登り同様にハイマツを気にしてゆっくり下りているようだ。私たちより後から登ってきた単独行の方が先に降りてくる。その方は札内川ヒュッテから日帰り登山とのこと。年齢は私たちくらいなので、驚きだ。

KIさんが下りてきてから、少し休憩を取って、下山を開始する。稜線分岐の手前でおり始めたためか、急な道の下山となる。却って歩きにくく、八ノ沢カールまでの下山に40分掛かる。

カールに着いてから、再度、渓流シューズに履き替える。しかし、KIさんはもう渓流シューズの底を縛るものがなくなったので、登山靴で下山することにする。

しばらくすると、単独行の方が登り返してくる。下山路を間違えたとのこと。登ってくるときには気が付かなかったが、カールから下に行くルートらしきところが何か所かある。しばらくすると、単独行の方がもう一度登り返してくる。また間違いだったとのこと。

登る時にカールまでに笹の中を歩いたことを思い出し、よく見ると赤テープが付けられた笹がある。今度はそこから先まで行って下山される。

私たちも遅くなってはいけないので、急いで下山を開始する。この時点では、何とか暗くなるまでにテントに着くだろうと思っていたのだが…。

KIさんは、登りでバテただけではなく、脚の筋肉疲労もかなりの状況のようで、下りはゆっくりでなければ歩けない様子だ。また、下りでも息が切れるようなので、休憩回数が増える。八ノ沢カールから三股までのコースタイムは1時間10分だが、2倍以上掛かる。このため、三股の手前で、リーダーがKIさんのザックを受け取り、詰め直してダブルザックにする。

それでもKIさんの歩くペースは遅く、八ノ沢の下山でも時間が掛かる。休む回数も増える。そうこうしているうちに薄暗くなってくる。しばらくして、小生は沢渡渉の際に滑って水の中の岩に手を突くことになり、その際にデジカメを水中に浸けてしまい、壊れてしまう。幸い、後で確かめてみると、SDカードの中の撮影したデータは大丈夫だったのだが。ケガもたいしたことはなかった。

KIさんが、途中で弱音を吐いて、「私はここでビバークするので、明朝迎えに来てください。」と言う。小生が、「ヒグマの出る所で、テント・ツェルトやシュラフもないのに、一人を置いて行くことはできない。」と言い、リーダーのHHさんが、「ビバークせざるを得ない場合は、みんな一緒。それまで頑張って歩こう。」と言って、KIさんを励ます。

そのうち、日の入り時刻の18時半を過ぎてしまい、18:45にはヘッドランプを点灯する。その後どんどん暗くなってくるので、渡渉点のケルンを探すのが難しくなってくる。リーダーがGPSのガーミンを持っているので、ルートを確かめながら、歩いて行く。渡渉の時は水中を照らして深さや石の状態を確認しながら歩く。このため、明るい時と比べると何倍も時間が掛かる。正直言って、ほとんど遭難状態になったと思う。

途中の藪の中で道が分からなくなったときや、ケルンが見付からなくて、リーダーが試しに渡ってみると言って対岸に行ったときには非常に心配したが、何とかルートを見付けて、20時を過ぎてからテントに到着する。本当にほっとする。

体力的な疲れよりも、精神的な疲れの方が大きかったと思う。朝4時半に歩き始めてから、16時間近く歩いたのは初めてのことだ。今まで14時間くらい歩いたことは何回かあったが。

KIさんは食事がのどを通らないと言うので、エネルギー・インを飲むようにと渡して、早くテント内で休むようにと言う。

HHさんと小生は夕食をとって、焼酎のお湯割りを飲んでから、22時半頃に就寝とする。

12日(金)天候:晴れ 八ノ沢出合~札内川ヒュッテ
歩行時間: 3時間45分、休憩時間:40

行程・時間

八ノ沢出合[7:40発] →(1時間10分)→ 途中[8:50-9:00]

→(50分)→ 七ノ沢出合[9:50-10:10、靴履替え] →(1時間)→ 夫恋覆道[11:10-20]

→(45分)→ 札内川ヒュッテ駐車場[12:05頃着/12:25発]

<レンタカー> 道の駅「なかさつない」[13:15頃-14:10頃、昼食]

<レンタカー> 花畑牧場[14:30頃-15:10頃]

<レンタカー> みどりヶ丘温泉サウナ・ビジネスホテル[16:10頃着]

朝は5時半に起床とする。心配していたKIさんの体調は、何とか回復しているようなので、安心する。この日の計画は、温泉入浴後に避難小屋の戸蔦別ヒュッテに泊まって、翌日は十勝幌尻岳に登ることにしていたが、KIさんの体調に配慮して、前夜のうちに登山中止を決めた。このため、起床時刻も1時間遅くしたのだ。

札内川の渡渉は、途中で1回の休憩をはさんで、コースタイムどおりの2時間で終えることができる。KIさんの体調が回復していて良かったと思う。

七ノ沢出合に着いてから、渓流シューズを登山靴に履き替え、ヘルメットを脱ぐ。後はもう危ない所はないのでほっとする。

日高横断道路を1時間歩いて、夫恋覆道の中で休憩する。この中は日影だし、川からの風が吹いてきて涼しく気持ち良い。

出発して歩いていると、北海道庁の役所のものと思われる車が停まっていて、道の様子などを質問される。まず、札内川ヒュッテ駐車場にたくさんの車が駐車してあるので、みんなどこに行くのですかというご質問だ。釣りの人とカムイエクウチカウシ山に登る人ですよとお話する。道が結構傷んでいるので調査しているとのお話だ。七ノ沢出合までの道の状況をお話する。しかし、8月中旬以降の台風により、かなり被害を受けただろうと思う。

その後、しばらく歩いて、札内川ヒュッテ駐車場に正午過ぎに到着する。これで終わった、という感じだ。車は2日前よりも増えていて、路上にも結構とめられている。荷物をパッキングし直して、サンダルに履き替えて出発する。

泊りは普通の宿にしたいので、スマホで探して、帯広の温泉付きホテルを予約する。

道の駅「なかさつない」まで行き、蕎麦「花はな」で昼食とする。このお店は、食べログの評価点が3.50と高く、とても美味しい。

その後、タレントの田中義剛さんが経営する花畑牧場で観光してから、予約してあるみどりヶ丘温泉サウナ・ビジネスホテルに向かう。16時過ぎに到着して、まずは温泉入浴だ。このホテルはベッドを追加していただき、ツインの部屋に3名で泊まったのだが、温泉も良いし、1名4,850円と値段が安い。

ホテルで教えていただき、歩いて居酒屋の「いろはにほへと」帯広緑ヶ丘店に行って、夕食兼反省会とする。ホテルに戻って、もう一度温泉に入浴してから就寝とする。

13日(土) 襟裳岬など観光 / 14日(日) 六花の森・中札内美術村観光

13日は、日高幌尻岳登山の代わりに、襟裳岬などの観光とし、夕方は、予約しておいたナウマン温泉ホテルアルコ236泊りだ。

襟裳岬には40年近く前に来た時には何もなかったが、観光センターや「風の館」という博物館のようなものができている。

14日は、中札内村内にある六花の森と中札内美術村を観光する。いずれも、お菓子の六花亭が運営する所で、良い所だ。

最後にとかち帯広空港に行き、レストランで昼食・乾杯とする。

今回は大変疲れたし、遭難しかかったものの、天候に恵まれたお蔭で、素晴らしい展望と高山植物に恵まれた山行となった。ただ、こういう山行はもう二度としたくないと思った。また、沢登りは自分には向かないと思った。