鹿島槍東尾根

山行情報 

日時:4月27日(金)~30日(月) 天候:晴 ランク:D-D-10:00 参加:5名 
山行担当:CL3060 SL3256・3420 
記録担当:文責3256 写真・作成:3060・3256 

コースタイム 

集合:4月27日(金) 横浜万里橋14:30≡大谷原駐車場20:00  
4月28日(土) 大谷原駐車場6:00…一ノ沢の頭10:40…二ノ沢の頭12:00(幕営) 
4月29日(日) 二ノ沢の頭5:35…第一岩峰8:00…9:30第二岩峰11:00…鹿島槍ヶ岳北峰12:10…南峰14:00…冷池小屋16:00(幕営) 
4月30日(月) 冷池小屋5:46…高千穂平7:15…大谷原駐車場9:30 
解散:海老名駅15:00  

山行記 

『鹿島槍東尾根』。藪が酷く雪の有る時期にしか行けないと聞いていた。確かにそうだった。取り付きから藪の中を歩き、ウンザリしてきた頃の1450mぐらいからやっと雪の上を歩けるようになった。気温が高いため、腐った雪だが藪よりはマシ・・・との考えは甘かった。今年は雪が解けるのが異常に早く、藪は想像以上に私達の行く手を遮ってくれた。 

1日目、藪こぎか木登りか?20kgのザックは重く、脇に刺したスコップが藪に引っ掛かり前に進めない。細くなった雪の上を歩く。自分の時に崩壊しないか?落ちて行く自分を想像する。 

二の沢の頭に12時頃に付いた。誰もいない。360度の絶景を拝める場所でテン泊とは、なんて贅沢な時間なんだろう。のんびり景色を見ていると、轟音とともに遠くで雪崩が起こる。滝のように落ちて行く茶色い雪と岩に見惚れてしまう。 

明日登るルートに先行パーティが取り付いている。我々のルート確認にちょうど良い。明日は有りがたくそのトレースを使わせてもらおう。 

2日目、朝焼けが綺麗だ。今日は冷池小屋まで10時間の工程、核心の第二岩峰もある。雪のない第一岩峰をTがリードで行く。2ピッチで登り雪田をトラバース。角度のある大きな滑り台のようだ。この日も天気が良く、雪が腐ってくるのが速い。雪壁にピッケルを刺し四つん這いで上がって行く。落ちるわけには行かない。岩、雪、岩、雪の繰り返し、壁が立って来るほど顔がニヤ付いてくる。青と白と黒の色の中で5人が同じ目的で行動している。快感だ。核心の第二岩峰の下部から見上げる岩は、クライミング意欲をそそる。 

今回、トップで行かせてもらった。1ピッチ目、簡単な岩場を上がり、チムニーに入る手前でピッチを切る。2ピッチ目、チムニーに入り右側の棚に這い上がる。岩の中に入ると人気ルートだということがわかる。アイゼンの前爪を入れる穴がちょうど良い所に空いているからだ。私もその穴を借りてスリングを掴みチムニーを抜ける。もう少しで終わりか?・・・。 

いや、そこからも長かった。鹿島槍は北峰、南峰の相似峰で冷池小屋に行くにはこの二つを越さなければならないのだ。冷たいビールを飲めるのは後何時間先なんだろう・・・と考えながら歩いた先は鹿島槍の頂上。ここから冷池小屋の屋根が見える。1時間半後には5人で乾杯だ。 

最終日、降りた赤岩尾根もグズグズの雪と岩。富士山を右手に見ながら、ガンガン降りて行く。西俣の出会いのデブリが融けてなくなってしまったため、堰堤下のトンネル使って夏道にでる。大谷原の駐車場まで山菜を摘みながらのんびりと歩いて行く。駐車場には大きなカメラを持った老夫婦が昨日の私達を望遠カメラで写したというのだ。  

後日、その方のブログを拝見させてもらった。みろく以外で私達の記録が残るのはとても嬉しい。雪と岩のミックスは、私にまたひとつエキサイティングな世界を見せてくれた。 

参考 信州:大町・安曇野便り https://blogs.yahoo.co.jp/octagon1712_1/16197398.html 

今回の山行の写真を望遠カメラで写した方のブログが、こちらからリンクできます
https://blogs.yahoo.co.jp/octagon1712_1/16197398.html (新しいタブで開きます)

 

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訓練山行 

3月31日(土)~4月1日(日) 八ヶ岳中山尾根~赤岳 

 

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