山行情報

日程:8月3日~5日 参加人数:2名 天気:晴れ ランク:D-D-11  CL:3338、 SL:3420  文責・写真:3420

コースタイム  

8/3 室堂 7:45…8:30 雷鳥沢 8:35…10:00 剣御前小屋 10:25…11:05 剣沢小屋 11:15…1210 長次郎出合 13:55(取付き下見)…14:30 真砂沢キャンプ場 

8/4 真砂沢 4:50…長次郎谷出合 5:30…6:10Ⅰ・Ⅱ間ルンゼ取付き 6:25…8:00 稜線(Ⅰ・Ⅱのコル)8:15…Ⅱ峰 8:25…9:25 Ⅲ・Ⅳのコル 9:45…Ⅳ・Ⅴのコル 10:45…11:05 Ⅴ峰 11:25…12:25 Ⅴ・Ⅵのコル 12:40…14:40 真砂沢キャンプ場

8/5 真砂沢 5:00…6:55 ハシゴ段乗越 7:05…8:25 内蔵助平 8:35…10:25 内蔵助谷出合 10:40…11:35 黒部ダム下の橋 11:45…12:30 黒部ダム 13:05⇒扇沢⇒大町温泉郷⇒信濃大町

山行記

8/3 入山日

前夜、新宿都庁のバス停で源次郎尾根に行くSさんとばったり。毎日アルペン号で室堂入り。夜行バスはかなり疲れたが、歩き始めたら意外に歩けた。いつものように剣御前から剣沢小屋を降り、長次郎谷出合へ。私は初めての下半だったが、てっきり来たことがあると思っていたリーダーも初めてと知り、八ツ峰を見ながら真剣に登りコースを検証する。剣沢小屋でじっくり眺め、ここだろうとリーダーと見当をつける。長次郎出合いから下見に登る。途中、降りてきた今日下半をやってきたと言う大学生二人と話をし、取り付きを確認。取付きまで登り、雪の状態、雪渓から降りる所を確認する。

8/4 行動日

少し遅れて5時に出発。この時点で上半は時間切れかも。取付きに着き、気を引き締めてルンゼを登り始める。ルンゼというよりコルまでずっとジェードルの形状。途中、源次郎尾根Ⅰ峰から、会の別パーティのエールが聞こえ、こちらも返す。ガレ場草付きスラブをだましながら進み、木登りが始まると、ぴょこんとコルに着いた。Ⅰ峰方面は、どこを歩くの?という岩の形状で、ロープが必要。私は怖くて1峰ピストンはいいと思い、リーダーは時間がないのでパスしようと思い、行かずにⅡ峰へ。Ⅱ峰の登りも花崗岩のスラブで、かなり悪い。ハイマツ沿いに上の方が良かったかも。

Ⅱ峰の下りから懸垂下降が始まり、30mロープ二本でⅤ峰まで結局7回した。Ⅲ峰からはトレースが分かりやすい。景色は絶景で天に浮かんでいるよう、一日中快晴の劔はそうそうあるものではない。ⅡⅢのコルに2人、ⅢⅣのコルに3-4人くらいのビバークサイト。Ⅳ峰から懸垂で降りる時、Ⅴ峰のどこを歩くのか様子見をして降りるが、はっきりしたトレースは見えなかったので、降りてから地形や岩壁の色を見て大きく回り込みながら上がった。いつも見上げる高いピナクルのあるⅤ峰をどうやって降りるのか、この先どんなことが待っているのか、怖いと思いながら一歩づつⅤ峰をあがった。

Ⅴ峰ピークに着くと、Ⅵ峰Cフェースを終わって片付けている大学生パーティが見える。彼らも真砂沢ベースに幕営中。ピナクルに3か所も懸垂支点があるが、トポにクライムダウンして凹角15mの懸垂とあったので、クライムダウンを試みるが、危険なので戻って懸垂。常に30mロープという縛りを気にしながらのルートファインディング。15mの懸垂で一旦広いテラスにおり、右方面へ踏み跡を探しながら大岩を右に左に20mくらい歩くと、凹角の懸垂ポイント。降りると明瞭な道。10mトラバースして、その後懸垂ポイントはなく、10mクライムダウン、3級くらい。ようやくコルに降り立つ。もうヘトヘト。とても上半をやる元気は残っていない。高いピナクルからどうやって降りるのだろう、といつも思っていたⅤ峰を見上げる。大学生が2ピッチの懸垂でⅥ峰から下りてきた。

8/5 下山日

今日も初めてのコースで、ハシゴ段乗越内蔵助平を歩くので、楽しみ。真砂沢小屋下の橋は、結構下流側。2年前に来た時は、雪が少なすぎて小屋に来る登山客が少なく、今年は橋は架けないと、当時の小屋の主人は言っていた。刈り払いがされておらずかなり悪い道、ということを聞いていたが、ずっと真新しく刈り払いされていて、関係者の方々に感謝。丸山東壁の下を通り、猛暑の中を黒部ダムまで歩いた。

歩いたことがないバリエーションルートは、かなり緊張したが、上・下が繋がってうれしい。Ⅰ峰は行ってないが。

 

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