焼岳ゆっくり・のんびり歩き

焼岳の花々

焼岳の花々

山行情報

日時:8月18日~8月20日  天候:晴れ
ランク:B-B-6  参加人数:4名
山行参加者: CL 2113 2009 2796 3167  
記録担当:記録 2009  文責 2009  写真 2009

コースタイム

19日
上高地9:25・・・焼岳登山口10:30・・・11:45休憩11:55・・・14:00焼岳小屋

20日
焼岳小屋6:40・・・7:30休憩7:40・・・8:30焼岳山頂9:00・・・10:00休憩10:10・・・11:15休憩11:35・・・中ノ湯12:30・・・中ノ湯温泉12:55=13:30上高地

焼岳ルート図 

焼岳ルート図

焼岳ルート図

焼岳断面図  

焼岳断面図

焼岳断面図

山行記

年齢を重ねるごとに、登りたい山と登れる山の違いを痛切に感じさせられる今日この頃。北アルプスの中では難易度が低い焼岳、この山にゆっくり、のんびり歩こうとの計画。ところが、この1ヶ月前に北海道の山に15時間ほど歩いて膝を痛めてしまい、この山行は迷いに迷っての参加でした。

新島々のゲストハウスに前泊して、翌朝上高地へ。梓川沿いのさわやかな風は、連日の酷暑で涼を求めていた体にやさしく、快適に焼岳登山口を目指しました。登り始めは緩やかな道が続き、振り返ると緑の中の梓川を眺める余裕もあり。しばらくして、この山の一番の難所、(ネットに出ていたのはこれ!)と思いながら7mの垂直のはしごを無事通過。間もなく宿泊する焼岳小屋到着。

翌日ゆっくりと山頂へ向かい、近づくにつれうっすらとした噴煙と硫黄の匂いは活火山ならでは。登頂できたのは焼岳北峰のみ。穂高をバックに最高のロケーションで記念撮影。南峰は入山禁止になっていた。下山はとくに難しい箇所はなく、振り返るたび変化する焼岳の山容をながめながら、中の湯温泉へと下山。

2010年11月、会山行で参加した霧島連山(韓国岳、新燃岳、高千穂峰)すでに入山禁止になっていた新燃岳は、その4か月後に噴火。(今年3月にも再び噴火している。)2014年7月、やはり会山行で御嶽山も、登ったわずか2か月後に噴火。この焼岳もいずれ噴火するであろうと思いながら無事下山。なにより、私の膝も問題なく終えてよかった。穂高ほどの派手さはない山なのに、今までと違った達成感を感じたのはなぜ?

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