四国八十八ヵ所徒歩巡礼88番札所大窪寺で結願

山行情報・担当者

ランク:B-B-7:30  参加:10名
山行担当:CL 3000 SL 2107 1876 2584
記録担当:記録・文責 3152 3171 3000  写真 3367 2107  ビデオ 2107

コースタイム

山行記

9月29日〜10月12日

 大型台風24号の影響で予定より一日早めに新幹線での出発、宿で待機し、台風をやり過ごす。

10月1日

強めの風が吹く中66番札所雲辺寺へ。香川と徳島の県境にあり、住所は徳島県である。88ヶ所の中で」一番標高が高く911m、いきなりの登山で身体にこたえる。ユニークな五百羅漢に見送られ下山。67番大興寺を回り、かなり歩いて宿へ。

10月2日

琴弾公園で寛永通宝の銭形砂絵を見学し、同じ境内に2つの札所が並んでいる神恵院・観音寺と回り1時半頃本場の讃岐うどんで遅めの昼食。本山寺の本堂は八十八ヵ所で最も古い1,300年前の建立で国宝。丁度110年ぶりの御開帳で500円払って道内を見学する。

10月3日

71番弥谷寺〜75番善通寺迄5ヶ所の寺を参拝した後、希望者で金毘羅宮にお参り。善通寺は弘法大師誕生の地で大きな大師堂があり、その地下には暗闇の中、手探りで進む通路がありスリル満点だった。

10月4日

6時から善通寺宿坊でお勤め。多度津~坂出と瀬戸内沿いを東へ歩く。讃岐富士(飯野山)、溜め池を見て香川県を実感。雨の中、丸亀城の石垣は立派。だが後日台風により一部崩壊しているとテレビニュースで知る。天皇寺(高照院)は名前負けする小さな寺だった

10月5日

無花果(イチジク)とオリーブ畑が目立つ。道標や丁石が多く残っている遍路ころがしの山道を81番白峰寺82番根来寺と回り、80番国分寺の5時の閉門に滑り込む。遍路宿のおかみさんに「こんな気持ちのいいお客さんは初めて」と言われた。

10月6日

高松は気温が上がり34℃。日陰を求め資源ゴミ集積場でトイレを借り、お茶の接待も嬉しかった。夏の日差しと金木犀の甘い香り、不思議な感じとばかり言っていられない。季節外れのそんな中、美味しいうどん屋と屋島の姿の美しさ。荒船山かダイヤモンドヘッドか?元気を貰うも今回一番長い行程、疲れもピークに。

10月7日

屋島を左に見ながら歩き、洲崎寺で遍路の父と称えられる真稔の墓をお参りする。庭は壇ノ浦の戦いを模していた。五剣山の頂きのすぐ下にある85番八栗寺へ、眺めの良い所にあるお迎え大師が迎えてくれる。志度では海女伝説の絵が飾られ、町を挙げての祭礼の真っ最中。その中を人混みをかき分けお遍路さんの一行〈私達です〉が足早に行く。平賀源内の住居があり86番志度寺は草花が多く自然庭園の様であった。87番長尾寺は静御前ゆかりの寺だ。

10月8日

いよいよ結願、88番札所大窪寺へ向けて出発。ところが雨模様、雨足が弱まる事もあり見切り発車。40分程で止み晴れ間が見えてきた。途中前山おへんろ交流サロンでうどんのお接待を受ける。高松短大秘書科の女学生が授業の一環で奉仕しており、男性陣は鼻の下が伸びたように見えた。遍路大使任命書と同行二人バッジを貰う。さてここからが大変、標高770m迄女体山を登り、美しい眺望で一服し、300m程下って最後の寺に到着。さすがにただでは終わらせない。私見では四国のお遍路で一番キツイ一日となった。

10月9日〜10月12日

大坂峠を越えて阿波の国入り、3番金泉寺〜1番霊山寺と逆打ちにお参りして満願となり、高野山へ報告に向かう。南海フェリーで和歌山へ渡る。橋本から高野山まで町石道徒歩の予定が、以前の台風で被害にあった箇所の補修が終わっておらず、公共交通機関(電車・ケーブル・バス)で上る。途中、九度山で真田案、慈尊院へ寄る。高野山は14.5℃、奥の院では大杉、墓石、五輪塔が倒されている所もあった。福智院は高野山唯一の温泉宿坊で、石庭が素晴らしかった。朝の勤行には外国人も多い。刈萱堂、金剛峯寺、壇上伽藍を参拝し、公共交通機関で戻ってきた。

四国歩きへんろを終えて                                   記 CL 3000

四国八十八カ所を歩いてまわる、昔は当たり前のこと、しかし交通機関の発達した現代ではもっとも贅沢な旅かも、時間もお金も余計にかかります。体力も根気も必要です。
 そんな中昨年の春から始めた「四国へんろ」十月十日に一番徳島の霊山寺に戻ってきました。88番大窪寺巡拝後、ちょうど四国に丸く円(縁)を描き線が結ばれました。四回に分けての巡拝通算で51日目長い長い道のりでした。何よりうれしかったのはメンバー全員が一緒にゴールできたことでした。途中いろいろありましたが、心をひとつにして助け合い、励ましあいながらの道のりでした。
 振り返ると、自分も周りの人々によって支えられて生きてきたことを改めて実感しました。メンバーの皆様、四国で温かく迎えてくれた皆様、同行二人お大師様ありがとうございました。一生の思い出として大切にしていきます。合掌