赤城・駒ヶ岳(スノーシューと冬山登山)
山行情報
日時:2025/02/15 ~ 2025/02/16 天候:快晴ランク:B-B-3:00 参加:11名
山行担当:CL3562 SL3253
記録担当:文責:3598, 3867 写真:3562
コースタイム
1日目
青木旅館12:20…14:50見晴山(スノーシューツアー)15:00…15:50青木旅館本館(泊) 歩行時間:3時間
2日目
泊地7:45…08:45駒ヶ岳登山口08:50…09:50分岐10:00…10:20駒ヶ岳山頂10:30…10:40分岐11:00…12:00駒ヶ岳登山口(赤城山おのこ駐車場) 歩行時間:3時間30分/休憩時間45分/合計:4時間15分
3つの赤城山行が合同で行われました。これは②の山行記です。
①1日目:スノーシュー、2日目:ワカサギ釣り
②1日目:スノーシュー、2日目:駒ケ岳登山
③1日目:ワカサギ釣り、2日目:黒檜山登山
山行記
1日目
私たちの中型バスが前橋で関越道を降りると、赤城山がますます近くなってきた。青空を背景にした銀世界に誘われ、泊地に到着した。昼食後、レンタルしたスノーシューを持って大沼の湖上に移動し、靴に装着した。ゴムバンドを締めるのには力が要ったが、無事に準備完了。
まずは対岸の赤城神社に向かって歩き始め、大沼を時計回りに半周した。風紋模様の足跡がついていない雪面を歩くのは、とても気持ちよかった。大沼から上がり、句碑めぐり道らしきトレースをトラバース気味に進んだ。笹藪の上を歩くと、突如片足が深く潜り込むことがあり、時々、悲鳴が上がったが、緩やかな傾斜を、体重をしっかりスノーシューにかけて登りきると、見晴山に着いた。小休止の後、群生するレンゲツツジの灌木の中を快調に下りて行った。
宿では、品数の多い夕食に舌鼓を打ちながら、山への抱負談義を楽しんだ。(文責:3598)
写真をクリックするとスライドショーになります。
- 大沼の氷の上に立って
- 大沼を縦断
- トレースの無い林間は、時折、膝まで踏み抜きます。進むコースは先頭の人次第です
2日目
前日の盛大な反省会の余韻を少し残しつつも、2日目はいよいよ山行本番の駒ヶ岳登山。昨日に引き続き天気は最高!雲一つない青空で風もなく、最高の天気の雪山登山を楽んだ。
実は、みろくに入って登山を楽しむようになる中でも、寒がりの私は雪山登山には向いていないと思い込み、「ボク、雪山はやりませんわー」と豪語していた。それでも食わず嫌いではいけないと思い、申し込んだのがこの山行だった。確かに「なんちゃって雪山」だったが、皆さんが雪山に行くと必ず言う「○○山ブルー」というのはこのことか!
軽アイゼンを付けて青木旅館を出発し、ワカサギ釣りに出掛けた班を応援。登山口に向かって大沼を突き進む。登山口からはつづら折りの登山道を登る。鉄階段が途中2箇所あった。階段横の急斜面を登ったが、これが結構キツイ!黒檜山を登って私たちの逆方向で歩いた班の方からも「あの急登をよく登ったね」と下山後にお褒めの言葉をいただいた。
300mほど登ると稜線に出た。そこからの景色がサイコー!「そら、この景色を見たら雪山に登りたくなるわー」と叫んでしまった。2日間歩いた結氷の大沼が眼下にくっきり見え、青空の中、南側には関東平野、北側には谷川岳などの雪山の真っ白な頂が見えた。駒ヶ岳頂上で記念撮影をして折り返し、稜線から下るところで休憩していると、黒檜山を登ってきた班が颯爽と私たちを抜いて下りていった。
2日間とも最高の天気の中、雪山を楽しむことができた。今回の山行で雪山にまたチャレンジしてみたいと考えてしまう、それはそれは楽しい山行だった。(文責:3867)
【CL追記】
ワカサギ穴釣り、スノーシュー、12本爪アイゼンを使って黒檜山へ、軽アイゼンを使って駒ヶ岳へ、宿での懇親会を楽しむ…と、多様性を追求して催行した山行。
「赤城・駒ヶ岳(雪山・バス)」は、初日にスノーシューを楽しみ、翌日は駒ケ岳に登った。ワカサギ穴釣りは今年も納得のいく釣果が得られず、2026年に3回目となるチャレンジ・リベンジを誓った。
写真をクリックするとスライドショーになります。
- 駒ヶ岳への登山道入口へ向かいます。風もなく穏やかな1日になりそうです
- 軽アイゼンでの急登はなかなか大変です。下りは怖そうとの声も!
- 駒ヶ岳山頂に。小春日和のような良い天気でした