クラッククライマーの聖地 Indian Creek
【山行日:2024/10/26~2024/11/04】
今年の2月ごろに、私が習っているガイドから「インディアンクリークに行くけど一緒に行きませんか?」と声をかけてもらった。彼のHPにブログがあるので見てはいたが、まさか自分が誘ってもらえるとは思っていなかった。赤茶けたクラックが無数に青空に伸びている。いよいよ出発の時が来た。JALで羽田からダラス・フォートワース空港へ、約11時間。乗り継ぎに6時間、アメリカン航空で2時間半かけてグランドジャンクション空港へ飛ぶ。日付変更線を越えたため、現地時間10月26日(土)17時10分に到着。やっと来れた!!
御前ヶ遊窟(プチバリ)
【山行日:2024/11/02~2024/11/04】
「ロープは持参しますが確保ができないため、落ちたら確実に大変なことになります」。CLからのメールにドキッ!乾いていても危険なスラブ登りの御前ヶ遊窟(ごぜんがゆうくつ)。今回は前日までの雨のため、沢靴で登るとのこと 。まず、私達を待ち受けていたのは、水量と勢いのある渡渉からでした。ジャンプした先の岩が結構立っていて、悪い予感が頭を過ります… 。渡った先の鍬ノ沢沿いの道は、泥と落ち葉で滑りやすくなったへつり道です。そこを延々と歩き、轟音の滝の手前がシジミ沢出合、2つ目の渡渉ポイント。見上げる対岸の大スラブは黒光り… 。
北岳バットレス(第4尾根主稜)
【山行日:2024/09/14~2024/09/16】
夜中の1時すぎに、テントに落ちる雨音でうっすらと目が覚める。まあ山で小降りの雨が一時的に降ることはよくあるので大丈夫、とポジティブに捉えて再び入眠。3時にセットしたアラームが鳴って目覚めると、しっかり本降りの雨が降っている。とりあえず全員起きて朝ごはんを食べて紅茶を飲んで天候回復を待ったが、一向に弱まる気配がなくむしろ雨脚が強まっていった。CLが予定の4時出発は無理と判断。5時の時点の天候の状況を見て中止か決行かを判断することになった。5時にアラームを再設定して、行けることを信じて一時間程度仮眠する。一時間後、見事に雨音は収まっていた。テントから出ると遠くに青空も見えていた。よし出発だ!