御前ヶ遊窟(プチバリ)
【山行日:2024/11/02~2024/11/04】
「ロープは持参しますが確保ができないため、落ちたら確実に大変なことになります」。CLからのメールにドキッ!乾いていても危険なスラブ登りの御前ヶ遊窟(ごぜんがゆうくつ)。今回は前日までの雨のため、沢靴で登るとのこと 。まず、私達を待ち受けていたのは、水量と勢いのある渡渉からでした。ジャンプした先の岩が結構立っていて、悪い予感が頭を過ります… 。渡った先の鍬ノ沢沿いの道は、泥と落ち葉で滑りやすくなったへつり道です。そこを延々と歩き、轟音の滝の手前がシジミ沢出合、2つ目の渡渉ポイント。見上げる対岸の大スラブは黒光り… 。
八方・唐松岳(ゆっくり)
【山行日:2024/09/26~2024/09/28】
あずさ5号で真夏日の白馬駅に到着。ジャンボタクシーに乗り、黒菱平駐車場へ。クアッドリフトに乗れば初日の宿、八方池山荘まで一気に登れる。グングン登って行くリフトを横目に、私達たちはペアリフトで黒菱平へ。眼下には、四方を山に囲まれた小さく見える街に陽があたり輝いている。空には黒い雲がたちこめている。集合写真を撮り、自然歩道を約30分登り、八方池山荘に到着する。夕食まで時間があるので、山荘に荷物をデボし八方池まで散策することに。山道は滑りやすい蛇紋岩か、ゴロゴロしていて歩きにくい。サブザックを持ってこなかった私は荷物を殆ど軽くできず、明日はもっと重いザックを背負って今日の3倍超えの距離を登るのか、と思うと不安な気持ちに包まれる。