早春の三浦アルプスを歩く(中沢源流を遡行)
山行情報
日時:2025/03/15 天候:曇りランク:C-B-7:00 参加:21名
山行担当:CL3326 SL2308, 3601, 3716, 3779, 3713
記録担当:文責:3535 写真:4141, 3713, 3716, 4151
コースタイム
亀ヶ岡八幡宮8:00…8:25桜山2号古墳8:30…8:40桜山1号古墳8:45…9:00川久保交差点…9:20阿部倉山9:25…9:45下二子山9:50…10:10上二子山10:20…10:25北尾根…10:45北尾根出口…11:10馬頭観音…11:25中沢…11:45斜め十字路…11:55辻の峰…12:00中尾根…12:10乳頭山12:25…12:30三国峠…12:45畠山方面と梅林の分岐…13:05畠山に向かうT字路…13:15鉄塔下…13:25十三峠13:40…14:00東浦賀道(鹿島台)14:10…14:30三浦按針供養塔(塚山公園) 歩行時間:5時間20分/休憩時間:1時間10分/合計:6時間30分
コースマップ
記録日:山行記
亀ヶ岡八幡宮に集合後、桜山古墳(前方後円墳)の2号から1号へ向かう。新しく整備された1号古墳の頂上から、相模湾に浮かぶ江の島や遠くにはみなとみらい地区をはじめ東京湾、丹沢の山並みがうっすらと見える。続いて阿部倉山、下二子山、上二子山へ。いずれもアップダウンを繰り返し進む。さらに北尾根を経て、馬頭観音へ。この道は、二百年前から農産物等を馬に乗せて町へ運び込んだという歴史がある道だと聞く。馬頭観音には、人々の馬に対する供養の思いが込められているのだろう。
ここから中沢へ下る。 蛇行する沢を何度も渡り、曲がりくねった藪道を進み、今度は沢沿いの道を歩く。倒木を潜り、やがて石ころだらけの沢に下ると、間もなく「斜め十字路」の小さな道標がある。ここから崖沿いの細い踏み跡を登って行く。崖の登りはまだまだ続く。ロープを頼りに、足場の悪い危険な崖を登って行き、辻の峰(斜め十字路)に到着。中尾根の14番あたりだ。
次の乳頭山を目指して歩いて行くと、途中に鉄塔があり、1班はここの草地で昼食を摂る。2班はフェンス階段を登った先の乳頭山の山頂で昼食を摂った。どこからか鶯の歌声も聞こえてくる。続いて乳頭山に着くと、眼下には横須賀湾が広がっている。引続き稜線を畠山分岐に向って進み、急坂を下り十三峠を登って東浦賀道へ出る。江戸時代末期のペリー艦隊来航の時、江戸の人々が黒船を見るために、この峠道を経て浦賀まで通った「古の道」だ。
そこから鹿島台に登り、横須賀の軍港などを眺め、三浦按針夫婦の供養塔を見学。塚山公園で解散した。歴史と文化を尋ねる、変化に富んだ充実したコースを楽しむことができた一日だった。
写真をクリックするとスライドショーになります。
- 総勢21名で亀ヶ岡八幡宮を出発
- 長柄桜山古墳群もきれいに整備されています
- ロープを握り安全第一
- きれいです
- 上二子山にて
- 馬頭観音に安全祈願し中沢に向かう
- 慎重に渡りましょう
- 安全に沢に下りるようにアドバイス
- 楽しく沢歩き
- 大人数でも足並み揃っています
- 白い椿です
- 塚山公園で解散。お疲れさま