仙塩尾根縦走(テント泊)
山行情報
日時:2023/09/02 ~ 2023/09/05 天候:晴れ、晴れ、雨、晴れランク:C-D-9:40 参加:3名
山行担当:CL3418 SL3405
記録担当:文責:3418 写真:3418, 3405
コースタイム
1日目
北沢峠6:50…9:30馬の背ヒュッテ10:00…10:50仙丈小屋(泊)
2日目
仙丈小屋5:05…5:30仙丈ヶ岳5:40…10:10野呂川越10:20…13:25三峰岳13:55…15:15熊の平小屋テント場(泊)
3日目
熊の平小屋で停滞
4日目
熊の平小屋2:50…5:50北荒川岳5:55…8:15塩見岳8:30…12:25三伏峠小屋12:35…15:45鳥倉林道ゲート
山行記
1日目
南アルプスの仙丈ヶ岳と塩見岳をつなぐ仙塩尾根。長大な稜線歩きを楽しんできた。
北沢峠から藪沢を経て仙丈小屋へ。仙丈小屋の水場が枯れていて出ないとのことで、馬の背ヒュッテで給水して担ぎ上げ、早めに小屋に着いてゆっくり過ごす。
写真をクリックするとスライドショーになります。
- 大平山荘
- 藪沢沿いを登る
- 藪沢沿いのルートは人も少なくて快適
- 馬の背ヒュッテで給水
- 馬の背ヒュッテの裏手から見える甲斐駒ヶ岳。休憩している方がここから良く見えるよと教えてくれた
- 藪沢カールと仙丈小屋
- 仙丈小屋に到着
- 夕陽があたる甲斐駒ヶ岳と鋸岳
2日目
日の出と共に小屋を出発。早朝の仙丈ヶ岳山頂は空いていて、これから進む仙塩尾根の縦走路も見渡せた。山頂で「仙塩尾根ルート入口」の標識を発見。いよいよ縦走のスタート。
天気も良くて最高の景色を見ながらの稜線歩きや小ピークをいくつも越えながらの樹林帯歩きが続く。今日の核心は野呂川越から三峰岳への標高差700mの登り返し。三峰岳は長野、静岡、山梨の3県の境界点にある山。三峰岳を過ぎて少し岩稜歩きをすると樹林帯の中に小さく見える熊の平小屋が見えてきた。
可愛らしい小屋のテント場は空いていたので広々と張ることができたし、小屋の水は豊富でじゃんじゃん出ていた。心配なのは翌日の天気で予報がころころ変わり終日雨となっていた。翌朝の天気予報によっては停滞も視野に入れて就寝。
写真をクリックするとスライドショーになります。
- 仙丈ヶ岳山頂にて
- 「仙塩尾根ルート入口」の標識
- 雄大な景色についつい足が止まる
- 奥に塩見岳。あそこまで歩く
- 苔むした樹林帯を歩くのも気持ちよい
- 三峰岳。奥に塩見岳
- 野呂川越。ここから下った両俣小屋を1泊目にする方も多い
- 黄色の毛虫
- 尖った三峰岳が見えてきた
- キツイ登り
- 三峰岳と間ノ岳、農鳥岳
- 稜線上は岩稜歩きも多い
- 樹林帯のなかにある熊の平小屋
- 熊の平小屋に到着
- 水はじゃんじゃん流れている。冷たくて美味しい
3日目
小屋から5分ほど歩いた井川越でスマホの電波が入る。今日の天気予報はやはり雨、明日は終日晴れ予報。停滞と決めて小屋へ移動して一日ゆっくり過ごす。
写真をクリックするとスライドショーになります。
- 外は雨。風も強い
4日目
暗いうちに出発。星が見えているので天気は期待できる。3時間ほど樹林帯のなかのアップダウンを進み、すっかり夜があけて明るくなった北荒川岳からは塩見岳がドーンと見えた。
天気も味方してくれて、塩見岳への気持ち良い稜線歩きが続く。途中、北俣岳分岐までのガレ場は歩きづらくて体力を消耗する。やっと到着した塩見岳山頂では、仙丈ヶ岳から歩いてきた縦走路の全容が見渡せて感動した。
ここから、昨日テント泊をする予定だった三伏峠小屋を通り越し、林道ゲートまで一気に下山。静かで長大な稜線歩きを楽しむことができた。
写真をクリックするとスライドショーになります。
- 空が明るんで来た。今日は予報通り晴れそう
- 空が明るんで来た。今日は予報通り晴れそう
- 北荒川岳。塩見岳がドーンと大きく見える
- 富士山もバッチリ見える
- いよいよ塩見岳への最後の登り
- ガレ場が続く
- 足元がザレていて歩きづらく体力を消耗する
- 歩いてきた縦走路が見渡せる
- 岩稜を越えて山頂へ
- 仙塩尾根の全容
- 塩見岳山頂到着。貸し切りでした
- 塩見小屋、三伏峠小屋で休憩を入れながら鳥倉林道ゲートを目指す
- 奇麗な蝶がたくさん舞っていた
- 鳥倉登山口に下山
- 長い林道を歩き鳥倉林道ゲートに到着