白駒池キャンプ場~中山峠

白駒の池キャンプ場。2日間お世話になりまーす

山行情報

日時:2023/08/26 ~ 2023/08/27 天候:晴れ
ランク:C-C-5:00  参加:13名
山行担当:CL2569 SL3169, 3094, 3534
記録担当:文責:3833, 3869 写真:3534

コースタイム

1日目
茅野駅-北八ケ岳RW山麓駅-山頂駅…五辻…出逢いの辻…麦草ヒュッテ…白駒池キャンプ場(泊) 歩行時間:2時間15分
2日目
白駒池キャンプ場…にゅう…にゅう分岐…中山峠…中山展望台…高見石小屋…白駒荘…青苔荘…白駒池BS-茅野駅 歩行時間:5時間00分

コースマップ

記録日:
合計距離: 14007 m
最高点の標高: 2501 m
最低点の標高: 2066 m

山行記

1日目

私にとってはみろく入会後、初のテント泊山行です。参加できてうれしかったです。 朝、茅野駅に着いたときは夏らしい青空でした。リーダーの先導により参加者は無事北八ヶ岳ロープウェイ乗り場まで到着。この日、乗り場は大変な人込みでしたが、さすが100人乗り、全員山麓駅に一緒に到着。 ところが、山麓駅に着いた時には雲行きが怪しくなっていました。みなさんから、雨が降る前にテントを張りたいな、という声がちらほら聞こえるような空模様になっていました。 

天気が気がかりなこともあり、山麓駅から白駒池キャンプ場までは天然の造形や苔の素晴らしいコースでみどころは多かったものの、みなさんの心はテン場に向かっていたようです (トリカブトの美しい花や面白い形のキノコも楽しめました)。 途中の昼食も短時間で切り上げ、雨に降られる前に無事テントを張り終えることができました。その後、先輩方と懇親会をしている最中に突然土砂降りとなり、懇親会はあえなく中止。 そのうえ、この雨でテントが水没するハプニングまで。こちらはことなきをえましたが、大変な初日でした。 



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2日目

少しまどろんではテントをポツポツ打つ音で目が覚めてしまいウトウトしてはまた雨音で起こされる……… 

ほとんど眠れない夜となったが、そんな時間も何だか懐かしかった今年の「テント泊入門山行で山でのテント泊を始めた私にとって、今回はその時以来の山小屋テント泊テント泊入門では全4回のうち2回は大雨に見舞われ、ほぼ一晩中雨音を聞いて過ごしたのだった その時はいずれも2日目はまっすぐ下山となった。でも、今回は晴れるはず。天気予報を信じて朝の準備やテントの撤収をしていると、気付いたら雨は上がっていた。 

朝6時に出発。その後はずっと好天に恵まれ、気持ちいい山歩きができた。苔たちは、雨のおかげか昨日より生き生きして見える白駒池を半周ほど歩いたところで視界が開けると、水面から朝靄が立ち上がっていて、とても幻想的。眺望が開けた場所からは天狗岳や蓼科山など八ヶ岳の山々はもちろん、富士山や浅間山を望むこともできた 

昼食は高見石小屋にて。名物の揚げパンは、この日は5種セットのみの販売だった。23人でシェアした人もいれば、ひとりで全種類食べる人も。私も迷いなく後者にした。揚げパンもコケモモジュースも美味しく、会話も弾む。みろくの山行で、小屋でこんなにゆっくりお昼を食べたのは初めてだったが、山小屋グルメはやっぱ美味しいし、楽しい! 

その後の下りは、滑りやすくて緊張する箇所もあったものの、全員で無事に下山茅野駅近くの居酒屋に向かった前夜のテン場での飲み会が雨のために短時間で終わってしまい、物足りなかったこともあるのか、みなどんどん酒が進む。とはいえ、帰りのあずさの時間が近づくと、迅速に会計を済ませてすぐに出発。さっきまであれだけ飲んでいたとは思えない足取りで駅までサクサク歩き、解散した 

CL追記】 

「テント泊は好き」。でも、テントを担いでの縦走は体力的には無理。ということで、少し楽なテン泊山行をしたいと提案したところ、幸い賛同してくれるリーダー仲間がいて、今回実施できた。初日、テント設営後雨に降られたが、テントの中で聞く雨音や止んだ後の木々の雫の音も心地よく、テントの中は快適で山小屋とは違う自然と一体化した夜を味わうことができた。また、テントの中では一人でも、外に出れば仲間がいるという安心感でぐっすり眠れる。 

翌日は快晴でも、神秘的な苔の森は涼しく歩き易い。にゅうでは、頂上で360度のパノラマを堪能でき、いつも通過するだけだった高見石小屋での名物揚げパンの時間も充分取れて、メンバーも満足してくれた。 みろくの入会間もない方々の参加者と交流もでき、新しい風を感じた山行だった。 そして全員怪我無く無事下山できたことに感謝。 



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