硫黄岳・天狗岳(テント泊)

東天狗山頂でチーズ!

山行情報

日時:2021/09/19 ~ 2021/09/20 天候:両日晴れ
ランク:C-C-5:00 参加:18名
山行担当:CL3205 SL3253,3452,3459
記録担当:文責:3736,3745 写真:3205

コースタイム

1日目(9/19) 桜平P 10:21 - 10:58 夏沢鉱泉 11:13 - 12:09 オーレン小屋(テント設営) 13:02 - 13:26 夏沢峠 - 14:30 硫黄岳 14:45 - 15:08 赤石の頭 - 16:00 オーレン小屋

2日目(9/20) オーレン小屋 5:35 - 6:16 箕冠山 - 6:29 根石岳山荘 6:35 - 6:41 根石岳 6:45 - 6:56 白砂新道入口 7:00 - 7:18 東天狗岳 7:28 - 7:42 西天狗岳 7:55 - 8:13 東天狗岳 8:20 - 8:52 根石岳 8:57 - 9:02 根石岳山荘 9:25 - 9:58 夏沢峠 - 10:27 オーレン小屋(テント撤収) 11:00 - 11:53 夏沢鉱泉 12:21 - 12:55 桜平 - 13:38 茅野駅

山行記

1日目

硫黄岳、天狗岳、どちらも行ったことがないのでとても楽しみにしていました。しかし今回はテント泊、重いザックを背負って歩かなければなりません。少しでも荷物を減らすことに苦心しました。数日前から台風の予報があり心配しましたが前日には通り過ぎ、とても良いお天気で当日を迎えました。

茅野駅で集合し全員でジャンボタクシーに乗車。桜平に到着後、準備体操し登山開始です。初めはなだらかな林道歩き。夏沢鉱泉から北アルプスの山々も見え山頂からの景色に期待が膨らみます。その後もそんなに急坂ではないのですが13kgのザックに体力を削られます。つい「辛いよ、重いよ」とぐちが出ます。諸先輩方は私よりもっと重そうなザックを背負っているのに、さすが!文句など言わず歩いています。

約2時間ほどでオーレン小屋に到着です。横にあるテント場は木々に囲まれた居心地の良さそうな雰囲気です。この好天のせいでしょうか、すでにかなりのテントが張ってあり、すき間を見つけてテントの設営をします。昼食を済ませ、必要な物だけ持ち硫黄岳に向かいます。荷物が急に軽くなり足元がふわふわして変な感じ。初めは苔むした樹林帯の道を歩きます。夏沢峠からは徐々に急になり、森林限界を越えると石がゴロゴロしていて歩きにくいです。

硫黄岳に到着。残念ながら爆裂火口は雲に覆われていましたが、登頂でき大満足。その後、白い砂が印象的な「赤岩の頭」を経由しテント場へと戻ります。

夕食は各個人でとるのですが、みんないろんな美味しそうな物を持ってきていて頂いたりと、楽しく美味しい夕食となりました。



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2日目

朝4時起床。湯たんぽとダウン上下にダウンハガー#2で寝たものの、寒くて何回か目が覚めたが、寝付きはよかった方だと思う。

テント内の片付けを終わらせ、朝食は簡単なドライフーズの雑炊で済ませる。

5時半天狗岳出発。天気は快晴。早朝すぎてエンジンがかからない。ひたすら樹林帯を歩き、箕冠山を過ぎると、急に視界が開けて、根石岳、天狗岳がどーんと丸見え!で一気にテンションが上がる。

風もなく、雲も早朝のためか出ておらず、今のうちにといそいそと天狗岳へ登り始めた。そして・・・360°何の遮るものもない山々を一望。北アルプスの槍から赤岳、御嶽山などなど、いつまでも眺めていたい光景でした。

下山途中の根石岳山荘で食べたぜんざいは、いつもは5個入りの白玉を夏冬利用しているみろくだからと、ご厚意で1個おまけをしてくださり「実六」に。一同感動!

最後に夏沢鉱泉でスパイシーでおしゃれなカレーをランチでいただき、無事怪我なく下山。

コレクションのバンダナも2枚ゲットし、楽しいテント泊でした。



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【リーダーコメント】

土曜~月曜(祝日)の3連休で山行を企画。テント泊なら普通は土・日山行として、月曜日はテント干しで計画するはずが、何故か、日・月で企画。この「読み?」が的中して、土曜日の台風の後の好天の中、秋のテント泊。18人の大人数ながら、オーレン小屋は今年も予約制だったため、問題なく、皆さん快適な我が家を設営してました。天気とメンバーに恵まれ、大成功!