岩山・古賀志山(プチバリ)

もうすぐ中岳

山行情報

日時:2021/10/03 ~ 2021/10/04 天候:晴れ、晴れ
ランク:D-C-8:00 参加:5 名
山行担当:CL3155 SL3060
記録担当:文責:3018 写真:3155、3060

コースタイム

【10月3日】
 日吉神社・登山口 09:50…11:12 岩山山頂 11:35…11:59 90m崖上 12:10…13:10 90m崖下 13:10…13:54 日吉神社・登山口
【10月4日】
 北コース登山口先の駐車地点 06:10…07:04 496P 07:10… 07:25 中尾根鞍部 07:35…08:23 古賀志山 08:35… 09:13 中岩(カニのタテバイ・ヨコバイ上部)09:15… 10:21 カニのタテバイ・ヨコバイ下部 10:21… 10:41 瀧神社 11:07… 12:17 北コース登山口 12:17…12:40 出発地点

コースマップ

岩山

古賀志山

山行記

1日目

雲ひとつない秋空のもと久しぶりのプチバリ登山を満喫した二日間だった。

前々から古賀志山の岩稜が面白いと聞いていたので歩きに多少不安あったが参加した。初日の岩山は一般ハイキングコースの標識が目に入ったが、なんと暫く行くと急な登りと岩稜が始まり汗だくになって歩いた。

岩山山頂を越えたところで昼食をとり、その後ほぼ垂直に近い70m岩壁を懸垂下降(25mピッチ、2回)で降りたが岩が滑って緊張した。

コロナ禍でキャンプ場が閉鎖中のため急遽変更になった宿(道の駅に併設のロマンチック村宿泊施設)の天然温泉で疲れと汗を流した後の冷たいビールは美味しかった。



写真をクリックするとスライドショーになります。

2日目

翌朝は4時半に起床、テント泊と違い撤収等の跡かたずけが無かったので6時予定より早く出発した。

古賀志山の登山口で装備を整え登山道に入ると直ぐに急な登りが始まり、ところどころ岩壁を乗り越えたりして尾根に出た頃には無風で陽気も良かったこともあってか汗だくだった。途中車から緑の山肌を白い岩壁が切り裂く特徴的な山だなと思っていた。岩稜の尾根道のアップダウンを繰り返し進む頃には古賀志山がバリエーションルートで人気のあることが良く分かった。時々火照った肌に感じる涼風が有難かった。

変化に富んだ岩稜を古賀志山の山頂まで一気に踏破、途中沢山の分岐があり都度確認しながら進むが獣道のような分岐で引き返すことがあった。GPSがなければ迷子になる山だ。山頂の先の中岳からの下山ルートに“カニのタテバイ・ヨコバイ”と言う最大の難所があった。下を覗くことさえ儘ならない垂直な岩壁だ。リーダーが立木にセットしてくれたロープを使い約12mピッチの懸垂下降を3回繰り返して安全な場所に着地した。懸垂下降は何度やっても緊張する。

下山途中にクライミング岩場があった。人気の岩場のようで休日でもないのに数人が楽しんでいた。



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CL追記

宇都宮森林公園でテント泊の予定だったが、コロナ禍で閉鎖中だったため約10分のところにある道の駅ろまんちっく村のヴィラ・デ・アグリという宿泊施設を利用した。10畳の和室、温泉付きで素泊まり1名4990円。併設のレストランの値段も安くて正解だった。

 https://www.romanticmura.com/vd_agri/

古賀志山の下見のときにはカニのタテバイ・ヨコバイを通過後に古賀志山に登り返してから東稜を下ったが、今回はルートを変更して登り返さずに山腹のバリエーションルートを通って出発地点に戻った。途中でわかりにくい分岐点が多くGPSで確認しながら進んだ結果、6時間半で出発地点に戻ることができた。