西上州 四ッ又山・鹿岳(初級プチバリ)

行ってらっしゃい!

山行情報

日時:2024/09/28 天候:曇り時々晴れ
ランク:C-C-5:30 参加:8名
山行担当:CL3629 SL3217
記録担当:文責:3977 写真:3217, 3629, 3859, 3890, 3930, 3950

コースタイム

鹿岳登山口P10:00...10:09四ツ又山・鹿岳登山口10:13...11:09四ツ又山11:28...12:40鹿岳(一ノ岳)12:50...13:25鹿岳(二ノ岳)13:33...14:35鹿岳登山口

コースマップ

記録日:2024/09/28
合計距離: 6616 m
最高点の標高: 998 m
最低点の標高: 386 m

山行記

悩ましい天気だった。延期か中止と思われた予報の雨マークが前日の朝に消えた。18時、各アプリの予想がかなり違う中、CLから実施の判断が出た。よし、行くぞ!

下山口近くの駐車場を出発。「四ツ叉山・鹿岳登山口」から、彼岸花の群生に見送られて山に入った。踏み跡が不鮮明な所もあったが、ピンクのリボンもあるので助かる。じきに「蛭だ!」の声。靴を登ってくる。よく見ると、地面のあちこちに小さな蛭がいるではないか。雨続きで土が湿っていたせいか、人があまり入らないのか、蛭も必死だ。これ以後、見つけるたびに虫よけスプレーの出番となった。

天狗峠の分岐から四ツ又山を目指す。この山には4つのピークがあってそれぞれ石像が立っていたが、3つ目にある烏天狗像が印象に残った。4つ目に立つと、目の前に2つのコブ山が現れた。目指す鹿(かな)岳の一ノ岳、二ノ岳である。

急坂を下って、マメガタ峠に着いた。場所が広いので15分の昼食タイムとなったが、蛭が寄ってきそうでゆっくり食事もできなかった。

鹿岳へは2コブの鞍部「鹿岳のコル」まで行き、まずは一ノ岳。頂上には摩利支天の石碑があり、遠くにテーブル状の荒船山が見えた。戻って次は二ノ岳。ここも眺めがいい。どちらにも急な岩場には梯子や固定ロープがあり、丁寧に進んだ。再びコルまで戻って、一ノ岳根元からの下山ルートを一気に下った。40分で鹿岳登山口に至る。少し車道を歩いて駐車場だ。時折日差しも出たが、基本は曇天。しかし湿度はめちゃくちゃ高く、汗だくになりトイレで着替えた。

『蛭は木から落ちてこない』という本に「ストッキングが有効」とある。私は検証がてら履いてみたが、4か所もやられていた。高い吸血率。8人中6人は無事だったのに何故なのか。14デニールが細かすぎたのか。汗でずぶぬれ状態となり、肌に密着したため上ってきた蛭が吸血できたのか。疑問は残る。

西上州は標高がさほど高くないものの、急峻な山が多い。今回の山もよい経験となった。実施の決断をして下さったCL、運転をしてくださったリーダーの方々、共に参加の皆様、ありがとうございました。

【CL追記】

今回は天気予報が割れて、予備日にずらすか判断に迷った。参加者全員にお聞きしたところ、実施を決定できるだけの材料が揃い実施した。結果は雨に降られなかった。急登もところどころにあり、短いながらもCランクの歩きができた。岩場の歩きでも皆さん慣れていて、不安なく歩き通せた。



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