金鶏山・筆頭岩(プチバリ)
山行情報
日時:2024/04/20 天候:晴れランク:D-C-5:00 参加:10名
山行担当:CL3730 SL3705
記録担当:文責:4010 写真:3730, 3705, 3774, 3853, 3060
コースタイム
駅≡登山口…金鶏山…筆頭岩…登山口≡駅 行動時間:5時間30分
コースマップ
記録日:2024/04/20最高点の標高: 851 m
最低点の標高: 574 m
山行記
2週続けて2回目のプチバリに参加。が、今回は岩登りに慣れた錚々たる方々がメンバーに。参加して大丈夫かとの思いが一瞬頭をよぎったが、“プチバリ”だし登れるだろうと、好奇心が不安を押し退けた。
快晴の中、登山開始したとたん、登山口には危険な山であることの掲示。登り始めると落ち葉で滑る急登が続き悪戦苦闘。この先行けるのかと心の中で葛藤しながら歩を進めると、聳え立つ岩稜帯の前に到着。ここまで来たらもう行くしかないと決意を固め、急登の岩稜帯を、リーダーが張ってくれたロープにアッセンダーをセットして登る。少し怪しそうなゴツゴツした岩に手をかけ足をかける。ところどころ脆い岩は力をかけると剥がれ、とても登山道とは呼べないようなルートを慎重に進み、振り返るとスゲー絶景。怖―い、けど楽しい。登りきると視界が開け、足場の悪い稜線を歩き金鶏山に到着。かわいらしい山頂の標識が迎えてくれて、気持ちも和む。
筆頭岩に向けて出発。アップダウンを繰り返し、足場の悪いトラバースを抜け、少し道を間違えたり、蟻地獄のような砂地の急登を登り、筆頭岩取り付きに到着。ロープを張り筆頭岩へアタック。両サイド削り落ちた岩稜を登り、怖いけど絶景を味わいながら、筆頭岩に登頂。またまた、かわいらしい山頂の標識。誰かが製作して山頂まで登って取り付けたのが、愛されている山のように感じた。10m+40mの懸垂下降で一気に下り、無事下山。みなさん口々に「楽しかった」と大満足で帰路へ。
今回のルートは、みろくでの山行は初めてとのこと。ハードルの高い“マジバリエーションルート”だった。リーダーがルートを開拓してくれ、参加者の方々からいろいろアドバイスをいただき、今まで味わったことのない登山を経験できた。感謝だ。達成感あり、充実した山行だった。
【CL追記】
登山靴で行くクライミングルートは、最初から最後まで緊張感が連続する山行だった。
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