鷹取山クライミング(初級・中級)のご紹介

入会間もない方も参加可能!

みろくに入会されて1年未満で、クライミングなどに多少の興味がある方。募集されている会山行の参加資格に「幕岩教室卒業かそれ同等と認められた方のみ」と記載されていて、申し込みができないことが多々ありませんか?

時間がある時や他のパーティーが少ない時は懸垂下降の訓練なども実施しています

もちろんそういった条件が記されている山行は、一定の知識や経験がないと危険なものとなるので、引率してくださるリーダーはもちろん、会として安全を確保するためにも当然の必要な措置です。

ただ、次の幕岩教室まで長い人であれば1年以上待つ必要がでてきます。その期間中に少しでもクライミングの経験をしておきたいと思う方も多いのではないでしょうか?

会ではそういった方々向けに、クライミング体験会(ジムでのトップロープ体験)を用意していますが、残念ながら年に一度位の開催となっています(こちらも大変意義のある教室ですので参加をおススメします)。

前置きが長くなりましたが、そんな方々にアドバイスです。ハーネス、クライミングシューズ、ヘルメットを持っていてエイトノットが結べれば、誰でも受け入れてくれる鷹取山クライミング(初級・中級)(以下鷹取山クライミング)が開催されているのです!

鷹取山は横浜市内から近くてアクセスが良く、練習するには格好の岩場です。また、鷹取山クライミングは基本的に毎月開催しています(暑い時期やCL都合を除く)。

以前は鷹取山クライミングも、長く難しいルートしか登れませんでした。でも最近ではCL、SLの皆様が初心者向けに比較的登り易いルートにもロープを張ってくださっています。

今後クライミングなどを志すのであれば、遅かれ早かれヘルメットとハーネス、シューズは買うものだし、エイトノットの結び方に関してはYouTubeで検索すれば、ロープの切れ端でいくらでも自宅で練習できます。

私自身もボルダリングジムに数回行った程度の経験しかなく、外岩でのクライミングやロープを使ったクライミングは鷹取山クライミングが初めてでした。最初、壁を見た時は高さに圧倒されて、滑る岩肌に触れてみると全く登れる気がしませんでした。それでも皆さん根気よく教えてくださって、初めててっぺんまで登り切れた時の興奮と感動は今でも鮮明に記憶に残っています。

ビレイヤー(ロープを下で確保している人)はCL、SLもしくは幕岩教室を卒業された方が行います最初、壁を見た時は高さに圧倒されて、滑る岩肌に触れてみると全く登れる気がしませんでした

CLのSさんは山行終了後、ほぼ毎回反省会(交流会)も開催してくださって、会での相談ごとや練習方法、私生活の話までなんでも相談に乗ってくださいます。反省会は自由参加ですが、こちらもおすすめします。特に目標にしていたルートを登れた後のビールは、飲み放題の安い発泡酒でも最高の味となることを私が保証します!

もちろんトップロープで安全を確保しているとはいえ、クライミングは危険を伴うスポーツなので、絶対の安全は保証されていません。また未経験者の受け入れはCL、SLの皆様に大きな負担をかけることとなります。負担を少しでも軽減できるように、まずは自分一人でしっかりエイトノットはできるようにして、クライミングに興味があれば是非参加してみましょう!(文責:3853)

こちらは比較的挑戦しやすいルート。皆さん真剣に見守りながら順番を待ってます

このルートは特徴的な割れ目がある゛電光クラック゛というルート。始めたばかりの方はこのルートをノーテンション(落下してロープにぶら下がることなく)で登るのを目標にされてる方が多くいます