御前ヶ遊窟(プチバリ)
山行情報
日時:2024/11/02 ~ 2024/11/04 天候:雨/晴れ/晴れランク:D-D-6:00 参加:6名
山行担当:CL3730 SL3623
記録担当:文責:3687 写真:3730, 3634, 3774, 3959
コースタイム
1日目
横浜駅6:20≡18:00泊地
2日目
泊地5:40≡6:30登山口6:40…8:45シジミ沢出合8:50…10:20御前ヶ遊窟10:25…14:20登山口14:35≡16:30寺泊(泊地) 行動時間:7時間55分※移動時間を除く
3日目
泊地9:00≡16:30横浜駅
※≡マイカー
山行記
「ロープは持参しますが確保ができないため、落ちたら確実に大変なことになります」。CLからのメールにドキッ!乾いていても危険なスラブ登りの御前ヶ遊窟(ごぜんがゆうくつ)。今回は前日までの雨のため、沢靴で登るとのこと 。まず、私達を待ち受けていたのは、水量と勢いのある渡渉からでした。ジャンプした先の岩が結構立っていて、悪い予感が頭を過ります… 。
渡った先の鍬ノ沢沿いの道は、泥と落ち葉で滑りやすくなったへつり道です。そこを延々と歩き、轟音の滝の手前がシジミ沢出合、2つ目の渡渉ポイント。見上げる対岸の大スラブは黒光り… 。不安も抱えつつ強い気持ちで、幾つもの苔付きの大岩をグイグイ登り上げると、いよいよメインの大スラブ 。徐々に傾斜がきつくなり、確保する灌木も金物も一切なしの広々したスラブの真ん中に突っ込んで行きます!これは楽しー!
が、それなりの傾斜なのでトラバースの箇所は慎重にじんわりと荷重… 。大スラブ途中の少し安心できる窪みに肩を寄せ合い座り、色とりどりの紅葉を心ゆくまで堪能しました 。
残る核心は下山の尾根に出るまで… 。尾根からは、それなりの緊張感あるルートでしたが、岩肌の紅葉はとても鮮やか 。朝一番の渡渉を今度はジャブジャブしながら渡りました 。全員無事、駐車場に戻り感謝のハイタッチ !残るミッションは日没迄に寺泊へGOー!
【CL追記】
増水した川の渡渉や濡れたスラブの登攀、そして常に予断を許さないルーファイとかなり緊張感のある山行だった。前後の移動日はグルメ三昧と、充実の山行であった。
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