乗鞍岳と五色ヶ原の森(山と温泉)

山行の思い出

山行情報

日時:2024/09/28 ~ 2024/09/30 天候:曇り/曇り/曇りのち晴れ
ランク:B-B-5:00 参加:25名
山行担当:CL3731 SL3169, 3325, 3810, 3716
記録担当:文責:3126, 3073, 3334 写真:3731, 3169, 3325, 3810, 3716

コースタイム

1日目
平湯大滝P12:57…13:42平湯大ネズコ14:04…14:45奥飛騨ビジターセンター15:35…15:50平湯プリンスホテル(泊) 歩行時間:1時間41分 休憩時間:1時間12分 合計:2時間53分
2日目
泊地-乗鞍畳平BT9:00…9:58肩の小屋10:06…11:25剣ヶ峰11:36…12:30肩の小屋12:50…13:24富士見岳13:30…13:48乗鞍畳平BT-平湯プリンスホテル(泊) 歩行時間:4時間03分 休憩時間:45分 合計:4時間48分
3日目
泊地08:00-08:15五色ヶ原の森案内所9:00…10:39久手御越滝10:46…12:00五色ヶ原の森案内所 歩行時間:2時間53分 休憩時間:7分 合計:3時間00分
※-公共乗物

コースマップ

記録日:2024/09/28
合計距離: 7499 m
最高点の標高: 1443 m
最低点の標高: 1254 m


記録日:2024/09/29
合計距離: 7041 m
最高点の標高: 3021 m
最低点の標高: 2675 m


記録日:2024/09/30
合計距離: 4890 m
最高点の標高: 1516 m
最低点の標高: 1330 m

山行記

一日目(平湯大滝~大ネズコ)

今回の山行は、私にとって最高に幸せなコースである。大大大好きな巨木に会える。百名山の乗鞍岳剣ヶ峰に登れる。原生林をガイドさんに教えていただき勉強ができる(?)。ワクワクしながら当日の朝海老名に集合。メンバーたちと再会を喜び合うみんな素晴らしい笑顔!和気あいあいとバスに乗り込む。心配された渋滞も運転手さんの機転で回避し、ほぼ予定通りに平湯大滝Pに到着。グループに分かれてストレッチ後、爽やかな空気の中大滝に向かう。

その後大ネズコの巨木をめざして登る。結構な急坂だ。少し息が上がったころ、そびえ立つ姿が見えた。 神々しく威風堂々のお姿!樹齢約千年、高さ23m、幹周7.6mにもなる大きなクロベの木「森の巨人達100選」にも選ばれている名木だそうだ。メンバーたち、すごーいと言いながら写真を撮り合う!人が立つとその大きさが際立つ。トチの巨木、ヒメシャラの木も好きだが、ネーミングが可愛いネズコの巨木が一番ありがとう!出会いに感謝しつつ宿に到着(文責:3126) 



写真をクリックするとスライドショーになります。

二日目(乗鞍岳・剣ヶ峰)

ときどき晴れ間の出る曇り。乗鞍岳登頂への期待がふくらむ。「乗鞍」の名前は、山麓の高山盆地から眺めると馬の鞍に似ているためこの名が付いたとのこと。神社に安全祈願してから、畳平バスターミナル9時出発。お花畑を一周して高度順応。リンドウとイワツメクサを発見。右手に不消ヶ池を眺めながら、幅の広い歩きやすい道を登る。950分、肩の小屋到着。山頂まではざれ場岩場の連続。リーダーの「ポーレポーレ」(スワヒリ語で「ゆっくり」の意味)の掛け声に励まされる。

我々の班は115分、乗鞍岳主峰の剣ヶ峰(3,026m)到着。快晴の日には富士山から標高5位の槍ヶ岳までのベスト5の山々が見渡せるとのことだが、この日は霧のため残念ながら視界はきかなかった。それでも登山中は、いくつかの池を含むダイナミックな光景が広がる。山頂で乗鞍本宮頂上本殿にお参りしてから下山開始。岩場を慎重に気持ちを引き締めて下る。

125分、肩の小屋到着。昼食後に2,817mの富士見岳に登頂。1325分には畳平バスターミナルに到着。近辺では9月に入ってから3件のクマ目撃情報があったとのことだが、今回の山行ではクマにも遭遇せず、ダイナミックな山容を堪能できた。(文責:3073) 

 



写真をクリックするとスライドショーになります。

3日目(乗鞍山麓五色ヶ原の森)

昨夜の雨も上がり、宿を8時にバスで出発、乗鞍山麓五色ケ原の森の案内所に815分に到着。ガイドの説明があり、4班に分かれそれぞれガイドが付き、体操をして9時ごろに 久手御越滝コースに出発。このコースは、案内センターきはだの水場滝見の広場久手御越滝栃ノ木橋きはだの水場案内センターまで、標高1,360m1,500m、距離3.4 ㎞で3時間のコースである。随所でガイドから木の名前や、落ちている葉を取って木の名前とか、説明がある。

木の橋で谷を渡り山中を歩き、久手御越滝に。落差58mの滝で、道は滝つぼのすぐ横を通り迫力満点 ! 水しぶきが爽快であった。ここで写真を撮り、案内センターに引き返した。道はあくまで登山道だった。12時前に引き返して、バスに乗り、ひらゆの森で入浴、昼食を取り、海老名への帰路に着いた。3日間の山行で、変化があり楽しい山行であった。(文責:3334  

CL追記】 

天候不順が続く中、3日間の行動中は雨に降られることなく、参加者全員の笑顔があふれた山行を無事終えることができた総勢25名を4班に分け山行を実施)。 1日目の足慣らしでは大ネズコの巨樹に驚き、2日目の乗鞍では酸素不足による軽い頭痛を訴えるメンバーが数名いたものの、ゆっくり・ゆっくり歩いて25名全員登頂。3日目の五色ヶ原の森は、会では初めて入る有料(入山料)ガイド付きの自然保護林。コース(全長約20km)の整備費用(材料費)は年間300万円程度とのこと。森の壮大さと侮れない登山コースは事前の想像を上回っていた。 

山と温泉に欠かせない温泉旅館は、豪華さはないが、前日までキャンセル料無し、小屋より安価。お湯も良く申し分なし。温泉を満喫できた。帰路のバスは、予定時刻と1分と違わず海老名に到着。参加者の皆様、SLには感謝感謝。 

反省点としては、集合時間が通勤時間帯と重なったため、通行者に少し迷惑を掛けた感がある。今後、集まり方の工夫を心掛けたい。



写真をクリックするとスライドショーになります。

乗鞍山麓五色ヶ原の森で出会った草花

森の案内人(認定ガイド)から説明を受けながら出会った草花の一部です。



写真をクリックするとスライドショーになります。