瑞浪・屏風岩クライミング
山行情報
日時:2024/03/09 ~ 2024/03/10 天候:晴れランク:D-D-9:00 参加:10名
山行担当:CL3224 SL3626
記録担当:文責:3224 写真:3224, 3269, 3674
コースタイム
1日目
横浜=瑞浪=宿(泊)行動時間:4時間30分
2日目
宿=瑞浪=二俣川 行動時間:6時間
山行記
はじめに
横浜から5時間、東名、中央道を乗り継いだ名古屋に近い岐阜県に瑞浪・屏風岩のクライミングエリアはある。初めてこのエリアにクライミングへ行く計画が持ち上がった時、果てしなく遠くに感じたが、高速を降りてからのアプローチが近いこともあり、小川山とほとんど変わらない時間で到着することができるため、初日から十分クライミングが楽しめた。
1日目
12時到着。既に駐車スペースは満杯だ。早速人気エリアの中心にある展望台へ、はやる気持ちを抑えつつ向かう。ちょうど朝からクライミングをしていた方達が動いた後だったのだろう、運が良いことに人気ルートをいくつか登ることができた。
中でも“エースをねらえ”5.10bは超人気ルート。前回は途中で撤退したが、今回は何とか最後まで登ることができた。他にも“秀則コーナー”や“イブ”、スラブ、カンテとクラックやフェースを夢中で登り、初日は終了。宿に向かう途中、LAMUと言う怪しい名前の激安スーパーで買出しをして宿で乾杯。ドミトリーだがくつろげるスペースをお借りでき、楽しく過ごすことができた。
写真をクリックするとスライドショーになります。
- 展望台エリア“エースをねらえ”5.10b。シンハンドからオフウィズス。展望台エリアの人気コース
- “エースをねらえ”。ここから核心クラック部に突入
- 核心突破
- 展望台エリア“原住民”5.10b/c
- 展望台エリア“アストロドーム右”5.10a。A氏リード中
- 展望台エリア“アストロドーム右”5.10a。ステップが無い
- 展望台エリア“原住民”5.10b/c
- 展望台エリア“イヴ”5.11c。男性泣かせのフィンガークラック。展望台エリアの看板ルート
- 展望台“原住民”5.10b/c。核心越えまでもう少し
- 展望台エリア“アストロドーム”5.10a。カンテを頼りに進む。足はほぼ無い
- 展望台からの眺め
- 展望台にて集合写真。本日はこれにて終了。12時過ぎからの登攀だったが充分楽しめた
2日目
めちゃめちゃ寒いなあ、と思いつつ窓から外を見ると霜が張っている。それもそのはず、マイナス1度だ。この温度でクライミングをするのは辛いなと思いながらも、とりあえず現地まで移動。8時に行動を開始した。
本日は大岩を中心としたエリアでクライミング。皆それぞれ気になっている岩場の偵察へ出掛ける。私はリードできる岩場を求め、同じ考えのK氏と狙っていたクラックを探す。なかなか見つからないが、それもまた楽しい。ようやく見つけたクラックでリードトライするものの、あっさり出だしで撃沈。交代で取付いたK氏は見事突破し、トップアウト。
その後も超人気コースである“アタックナンバーワン”にロープを張ったとの朗報が入り、急いで移動。フェイスから始まり最後は被り気味のクラックとなるこのルートは北面なこともあり、最後まで凍えながら登ることになった。でも、とても登りごたえがあり楽しいルートだった。上のエリアでは“アームロック効きますか?”をみごと、A氏がリード。ヘルメットが引っ掛かってしまうほど細いチムニーが長く続くルートだ。毛糸の帽子を借りてトップロープでトライするも、喘いでいるだけでなかなか進まない。それでも前回より進んだので良しとしよう。その他にもスラブやワイドなども登り、14時終了。今回も怪我無く終了できたことに感謝し、帰路につくのであった。
写真をクリックするとスライドショーになります。
- お世話になった宿
- 本日は大岩エリアへ
- 大岩エリア“ティータイム”5.8。S氏リード。出だしが難しい
- 大岩エリア“ティータイム”。A氏リード
- 大岩エリア“アタックナンバーワン” 5.10b。大岩エリアの人気コース
- “アタックナンバーワン”。途中まではフェイス。上部がコーナークラック
- 大岩エリア“独りぼっち”5.10bスラブ。A氏リード
- 大岩エリア“アームロックききますか”5.10aチムニー。とても5.10aとは思えない
- 狭いチムニーが続く苦しいコース。ヘルメットは引っ掛かってしまうので被れない
- チムニー上部も苦しいチムニー
- これにて瑞浪クライミング終了です