滝ノ瀬十三丁のナメ床

山行情報

日時:2020/08/21 ~ 2020/08/24 天候:晴れ ランク:D-D-12 参加:5名
山行担当:CL3224 SL3063
記録担当:文責:3060、3063、3224、3418 写真:3060、3224、3418

コースタイム

8/21 清流橋駐車場17:00
8/22 駐車場5:00…ポンクワンナイ川出合…上二股…幕営地12:30
8/23 幕営地5:00…魚止めの滝…ハング滝…奥二股…天沼のコル12:30…トムラウシ頂上13:50…天沼のコル15:00…ヒサゴ沼避難小屋17:00
8/24 避難小屋4:50…化雲岳…小化雲岳…第一公園…滝見台…天人峡登山口11:15…駐車場11:30

山行記

1日目

沢教室テキスト「登山技術全書 沢登り」で北海道の沢として紹介されていた大雪山クワウンナイ川遡行に憧れていた。同好の会員に声をかけ2年越しの計画だったが、昨年は荒天のため途中撤退。3年目の今年は連日晴天のなかトムラウシ山まで詰めることができ、リベンジが果たせた。

新千歳空港でガスボンベを調達し、レンタカーで富良野を目指す。途中、スーパーで食料を買い込む。天人峡の清流橋駐車場に17時到着。食事を済ませ明日に備えて早々に就寝する。



2日目

明け方に車が増え、好天の週末のせいか我々含め15名ほどが入渓するようだ。入渓と同時に水量が1年前より少ない事を感じ、リベンジを無駄にしないと誓った! 

最初の核心のゴルジュは水量減。しかし水深は侮れない、へつらず高巻きをし懸垂。後は二俣までの6時間の河原歩きと幾つもの渡渉、くれぐれもルートは左に行き過ぎない事がポイント。渡渉は早目に流れの緩やかな所を見つけ、体力ロスの軽減を図り順調に無事幕営到着。



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3日目

上二股を5時に出発。水量は幾分減ったものの、大岩を乗り越え苦しい藪漕ぎの先に魚止めの滝が現れる。滝を巻いて上がっていくと、遂に日本有数の長さである滝ノ瀬十三丁が始まった。美しい滑沢に朝日が当たり一面がキラキラと輝く中をうっとりしながら登って行く。

至福のひと時を終えるとハングの滝が現れた。本日の核心部だ。急峻な斜面を巻いて行くが最後はロープを出して頂き、残地ロープとバランスを取りながらなんとか乗り越えた。その後は段々細くなる沢を詰めていくと何時しか森林限界を超え気持ちの良い草原となる。苦しい登りを詰め天沼のコルに荷物をデポし、いざトムラウシへ。

岩だらけでルーファイに悩みながらも遂に到達。遮るもののない展望を存分に楽しんだ。その後最後の力を振り絞り、ヒサゴ避難小屋に着く頃には17時となり、12時間の長い行程を無事終了することが出来た。



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4日目

最終日はヒサゴ沼から化雲岳を経て天人峡温泉へ。朝5時に出発。昨日のような岩礫もなく快適な縦走路が続く。晴天の青空が広がり遠くの山々まで見渡せる。第二公園を過ぎると旭岳がグングンと目の前に迫り山容の大きさに圧倒された。11時過ぎに下山。温泉に浸かって疲れを癒し帰路に就く。4日間を通して天候に恵まれ北海道の沢と夏山を楽しむことが出来た。



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