水無川水系 源次郎沢

F10 クライマックスのチョックストーン10m

山行情報

日時:2024/07/07 天候:晴れ
ランク:D-D 7:00 参加:6名
山行担当:CL3626 SL3564
記録担当:文責:3959 写真:3626, 3564, 3959, 3740

コースマップ

記録日:
合計距離: 7203 m
最高点の標高: 1187 m
最低点の標高: 563 m

山行記

梅雨の合間の山行で天候が心配だったが、好天に恵まれた。事前にリーダーから源次郎沢の遡行図と白紙地図がメールで参加メンバーに展開され、滝や分岐標高・角度・支流等を細かく記入してカスタマイズ地図を作成してくるようにアドバイスがあった。カスタマイズ地図を作成することで地形が頭の中に入って、当日の沢が一層楽しくなるとのことだった。地図を作成したことで、源次郎沢は小さな滝が次々と現れる滝登り主体の沢とわかり、行く前から楽しみにしていた。

朝7時半に渋沢駅に集合し、戸川林道を車で30分程度進み、戸沢山荘駐車場に到着。駐車場で沢装備を装着して入渓点まで進み、堰堤をいくつか乗り越えてF1に到着。F1は全員難なくクリア。F2からF4まで3mから6mの小滝が続き、岩登りを楽しめた。F6を超えると、大きなゴロゴロした岩が目立って水量も減り始めた。F7から涸沢となり、クライマックスのF10に到着。F10チョックストーン10mは、出口のところが難しくスリリングだった。詰めは比較的易しく、草原から源次郎尾根を下って戸沢山荘に戻った。

当日は35度近い猛暑日で、同日予定の他会山行が「熱中症の恐れあり」で次々中止になったようだ。そのような中で、水の中を歩きシャワークライミングを楽しめる沢は涼しく、真夏にはもってこいの山行だ。

【CL追記】

全員に交代で先頭を歩いてもらい、地図を見ながらルートファインディングして遡上した。

源次郎沢は初級沢だが、F1~F10までの滝がある登攀系の沢だ。いくつかの滝でロープを出したが、全員アッセンダー(ロープと自分をつなぎ落ちた時に止めてくれる)で登ることができた。暑い中シャワークライミングをしながら地図読み、ルーファイ、登攀と楽しめたのではないだろうか。



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