西丹沢・鬼石沢

F2。ヒョングリの滝をチョン掛けで登る

山行情報

日時:2024/06/08 天候:晴れ
ランク:D-C-8:30  参加:10名
山行担当:CL3597 SL2830, 2993
記録担当:文責:3597 写真:3762, 3950

コースタイム

箒沢駐車場07:47…07:59大滝橋…09:10一軒屋避難小屋09:30…鬼石沢…14:20 1240m地点 14:45… 15:30一軒屋避難小屋15:42…16:28大滝橋…16:40箒沢駐車場

コースマップ

記録日:
合計距離: 12660 m
最高点の標高: 1236 m
最低点の標高: 450 m

山行記

朝7時にJR松田駅に集合し、車で箒沢の無料駐車場へ。駐車場は6台ほど停められる広さで、トイレもある。徒歩12分くらいで大滝橋、そこから1時間くらいで一軒屋避難小屋に着いた。

沢装備を装着して9時30分出発、1つ目の堰堤を越えて入渓する。川床に踏み入れると、意外なことに砂の感触を感じる。白い岩の砂が各所で堆積している。転がっている岩は白地に黒い斑点があるものが多い。西丹沢の広い部分は花崗閃緑岩(せんりょくがん)で覆われているとのことで、東丹沢とは地質が異なるらしい。

最初の滝は左岸にロープを張りアッセンダーで、2番目は傾斜と高さがあるので、落ち口の横の立ち木でビレイポイントを作りチョン掛けで登る。浪床の滝は滑りやすくスリリングである。頭上の木の緑、岩の苔の緑の中、ところどころ現れる滑床の緩い滝を楽しみながら、1時間くらいで胎内くぐりの岩に着く。中は意外と広い。落下防止のロープを付け、みんな無事安全であった。

その後、堰堤ギリギリで止まった大岩の上で昼休憩。その後、しばらく遡行するとやがて枯れ沢となり、4mほどの3つの岩をロープの補助付きで登ると、畦が丸に続く尾根が見えてくる。緩い傾斜の枯れ沢が尾根のすぐ下まで続き、最後10mほど登れば尾根道だ。沢の詰めにはときどき苦労するが、ここの詰めは楽である。14時20分、1,240mの尾根道に到着。

下山は登山道を下り、1,160m付近から尾根を伝うバリエーションルートである。道を間違えないよう慎重に下り、15時30分に一軒屋避難小屋に到着した。

【CL追記】

当日は天気にも恵まれ、快適な沢登りができた。初級の沢ということだが、アトラクションもあり、綺麗で楽しい沢でお勧めだ。他に入渓者もおらず、10名パーティーにもかかわらず、マイペースで遡行できた。



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