幕山悟空スラブ~箱根白銀山(プチバリ)
山行情報
日時:2023/12/23 天候:晴れランク:C-C-9:00 参加:12名
山行担当:CL3063 SL3224
記録担当:文責:3821 写真:3730, 3224, 3060, 3418
コースタイム
幕山登山口07:25…07:50悟空スラブ取付08:00…09:00悟空スラブ終了点09:10…09:45幕山10:00…12:15星ヶ山12:25…13:57白銀山14:05…16:00畑宿発電所16:10…17:15箱根湯本駅
山行記
今冬一番の冷え込みの中、湯河原駅7時に12名が集合。水仙が咲く登山道の霜柱を踏みながら徐々に高度を上げ、桃源郷に着く。
CL、SLが先行してロープをかけると、初めての悟空スラブに緊張感が高まる。登山靴での岩登りなので滑らないように、プルージックで慎重に登る。待ち時間に背後を振り返ると、相模湾に朝日が照りかえり、素晴らしい景色が広がっていた。
今日一番の難所を越えたので、ほっとしたのもつかの間、幕山山頂に着くまでに道なき道の滑りやすいヤブの難所が待っていた。一息ついて一般登山道を抜けると、次は、突然こんなところに道があるの?というような、3mを超える背丈の竹ヤブに入り込んだのでびっくり。前の人を見失わないように、泳ぐようにして両手で竹をかき分け必死でついていく。
途中、間が空いて後ろがついてこない。叫んだり、笛を吹いたりして耳を澄ますと予想外に上のほうから声が聞こえる。別のルートをたどったようだ。こんな時も、焦ることなく冷静に対処していくのには目を見張るばかりだった。CL、SLはGPSで確認しながら連携してぐんぐん進んでいくので、実に頼もしい。
その後も、いばらのヤブを痛い痛いと連呼しながら進んだり、ツルに足を取られたり、枯れた立木の多い急降下を滑らないように下りたりと、変化に富んだ行程であった。ヘッドランプを使うことなく箱根湯本駅に着き、早朝からの長い、実に充実した一日を終えた。
【CL追記】
岩稜登りから始まり、激ヤブのルーファイをしながら、幕山、星ヶ山、白銀山の山頂を目指す気の抜けないバリエーションルートです。加えて日没までの時間との戦いも。今回は日没までにゴールできて良かったです。
写真をクリックするとスライドショーになります。
- 悟空スラブ1ピッチ目。SLがリードし終了点で固定。他のメンバーはプルージック又はアッセンダーで登る
- 1ピッチ目終了点からの眺め
- 悟空スラブからの眺め。海にさす陽差しが柔らかい
- 2ピッチ目。登山靴での登攀が少し難しくなってくる
- 悟空スラブ終了点よりヤブ突入。踏み跡はほぼ無し。傾斜があるので登りにくい
- 幕山山頂着
- 一般登山道から星ヶ山に向けて笹薮突入。入口がわかりにくいが、かろうじてテープがある
- え?本当にここがルート?と思いたくなるヤブ。しかもタラの芽や野ばらが点在している
- 笹ヤブが激しく歩きにくい。皆さんもがくように進んで行く
- ふー、やっとこさ星ヶ山着。とっても狭い
- 白銀山に向けて。こんなのどかな林道もある
- 白銀山に向けて最後の登り。またヤブだー
- 着きました白銀山。展望はゼロだが嬉しい。しかも早い。初めてヘッデン無しで下山できそう
- 尾根が広いのでルーファイに苦戦したものの、明るいうちに下山できた。上は箱根新道
- 畑宿発電所着。バリエーションルートはここで終了。 しかーし、箱根湯本駅までここからあと1時間