朳差岳頂上から飯豊連峰

山行情報

日時:2020/08/30 ~ 2020/09/02 天候:雨、雨、曇りのち晴れ、晴れ
ランク:C-C-9 参加:3
山行担当:CL3465
記録担当:文責:3060, 3389 写真:3060, 3389

コースタイム

1日目:御沢野営場…剣ヶ峰…三国小屋…切合小屋(5:35) 
2日目:切合小屋…飯豊山…御西岳…梅花皮小屋(7:15) 
3日目:梅花皮小屋…北股岳…門内岳…大石山…朳差小屋(6:50) 
4日目:朳差小屋…朳差岳…前朳差岳…林道終点…大石ダム(6:20)

山行記

1日目

朝6:50出発、4日間体力が持つか心配しながら歩いていると、早くも雨。雨具を着たので暑くてヘロヘロ、前途多難とおもいながら耐えて登る。雨も止み剣ヶ峰の岩稜も無事通過、三国小屋でゆっくり休憩。ずっとガスの中だったが、切合小屋が見えてきた頃晴れてきて、飯豊本山と連なる山々が見えて感動。そうこの景色が見たくて登って来たんだ。



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2日目

朝からガスで真っ白、飯豊神社にお参りして縦走の無事を祈る。雨で視界もないので、大日岳へのピストンは止めてひとつ先の小屋を目指す。途中登山道上に熊の糞が点々と10ヶ所以上あり、出会ったらどうしようとドキドキ。皆で熊鈴や笛を鳴らしたり、ホッホーと声をあげながら歩き、梅花皮小屋へ。かいらぎと読むこの避難小屋は、水洗トイレがあり、広々として最高、お勧めです。(協力金@2,000円)



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3日目

午前中はガスの中とあきらめていたが、雲が切れて青空が見えてきた。トリカブトやマツムシソウのお花畑を気持ちよく歩く。このまま進むと早く小屋に到着してしまうので、昨日会った登山者からの情報で稜線のきれいな梶川尾根を梶川峰まで散歩した。途中、門内小屋を掃除に行くという頼母木(たもぎ)小屋の管理人さんと会い、朳差小屋の水場は下りるのが大変なので頼母木小屋で汲んでいったほうがよいとのアドバイスを受ける。小屋に到着すると快晴となり、目の前に小山があるのでサンダルで上がってみると、なんと朳差(えぶりさし)岳だった。



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4日目

再度、朳差岳頂上で3日間歩いてきた道や小屋の位置を確認した。ガスや小雨の中を歩いてきたので改めて飯豊山の雄大さを感じることができた。途中、管理人さんお勧めの長者平からの飯豊山も素晴らしかった。林道終点で汲んできた水でコーヒーをいただき至福のひと時を過ごした。

※小屋のトイレ事情:切合小屋、梅花皮小屋…水洗、洋式あり。門内小屋…バイオ。朳差小屋…これまでと変わらず(200名山だから?)



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【ギャラリー】飯豊の花たち



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CL追記

かねてよりいつかはと考えていた飯豊連峰縦走。2人の仲間を得て遂に実現、御沢野営場から大石ダムまで約47㎞を歩き切った感動は何ものにも代えがたい。2人に感謝。前半雨中の歩きや、濃いガスによる飯豊連峰最高峰、大日岳登頂の断念を余儀なくされたが、後半は好天の下、飯豊連峰の奥深さを実感できる稜線漫歩が楽しめ、大パノラマや何種類もの花の群生も満喫できた。

また、今回は時期もあってか殆ど登山者に会わず、山も避難小屋も我々3人の貸切状態で、大満足の山行であった。

この縦走路の魅力は、やはり痩せ尾根、岩稜、たおやかな山稜と変化に富んだ登山道、百花繚乱の花、日本海と幾つもの山の連なりが一望できる雄大さではなかろうか。飯豊山は一度は登るべし、それも全山縦走で。

補足ながら、飯豊神社に至る痩せ尾根の狭い登山道(幅約1m)約4㎞は福島県で,右が山形県、左が新潟県。1歩で3つの県が跨げる珍しい場所。この行政区域は廃藩置県に絡んで生じたものらしいが、これを意識して歩くのも楽しい。