田代山・帝釈山

山行情報

日時:6月16日(土)~17日(日)  天候:雨・晴れ  ランク:B‐C‐3:40  参加:6名
山行担当:CL2280 SL2569
記録担当:文責・写真2280 作成2751

コースタイム

16日(土)
鬼怒川温泉駅10:25≡12:10猿倉登山口12:55…13:05水場…13:40途中13:50…14:00小田代…14:40田代山湿原分岐…14:45田代山山頂15:00…15:10田代山避難小屋

17日(日)
田代山避難小屋5:50…6:30途中6:35…7:00帝釈山7:10…8:15田代山避難小屋8:55…9:10田代山湿原分岐9:15…9:30小田代…10:00途中10:10…10:30猿倉登山口10:55≡12:55鬼怒川温泉駅

山行記

高山植物がきれいな時期に計画し、初日は雨でしたが、2日目は快晴に恵まれ、素晴らしい展望と高山植物の咲き乱れる湿原・登山道の歩行を満喫することができました。

1日目:雨
レンタカーで非舗装のガタガタ道の田代山林道を進む。猿倉登山口に着き、昼食をとってから出発する。登り始めると直ぐに高山植物にたくさん出会う。タニウツギ、マイヅルソウ、ベニサラサドウダン、ゴゼンタチバナ、ギンリョウソウ、コイワカガミ、ミツバオウレンなどだ。
小田代まで登ると、湿原にきれいなピンク色のヒメシャクナゲ、ワタスゲ、ミツバオウレン、チングルマなどが咲いていて、とてもきれいだ。
田代山湿原に着き、木道を進むと、田代山山頂と書かれた標識のある分岐に着く。
10分ほどで田代山避難小屋に到着する。ここは弘法大師堂とも書かれていて、中には弘法大師像が祀ってある。高床式なので、濡れたものを床の下に干す。
食事は、16:10頃から始める。乾杯をしてから、フライパンで、ソーセージ、はんぺん、シイタケ、アスパラガス、しし唐、ナスを炒めていただく。とても美味しい。持って行ったウイスキーや梅コニャックをいただき、20時過ぎに就寝とする。

2日目:晴れ
朝4:00に起床。外に出ると快晴だ。朝食後に歩き始めると、登山道脇にたくさんのオサバグサが咲いている。白い下向きの花びらが鈴なりに咲いた可愛い花だ。帝釈山までの登山道脇にはずっと咲いている。
帝釈山の山頂に着くと、素晴らしい展望が広がっている。360度のパノラマだ。会津駒ヶ岳のなだらかな山容は残雪が少し残っていてとてもきれいだ。その右手の雲海に浮かぶ山並みは飯豊山地とのこと。向きを変えると正面に尾瀬の燧岳が格好良く見える。その左手には日光白根山が見える。山頂の標識の所で記念撮影をする。
田代山避難小屋に戻り、小屋脇のテラスでコーヒーをいただく。小屋の中のお掃除、ザックのパッキング、お手洗いを済ませて、出発の準備をする。
田代山湿原まで行くと、前日とは打って変わって素晴らしい景色だ。木道を進むと、周りのワタスゲ、タテヤマリンドウ、チングルマなどがたくさん咲いていて、その中を歩くのは気持ちが良い。田代山湿原分岐まで行くと、湿原の向こう側に会津駒ヶ岳などの山並みが見えるという素晴らしい景色だ。
下山後に前日通った田代山林道が通行止めになっているので、福島県側を遠回りして鬼怒川温泉に向かう。レンタカーを返却後に温泉入浴し、駅前レストランで昼食兼反省会とする。

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