20180913~15 山形県 前川大滝沢(吾妻連峰 阿武隈川水系)
山行情報
【日時】2018/9/13(木)~9/15(土)
【天候】9/14(晴れ~雨~曇り),9/15(雨)
【ランク】D-C-8:00
【参加】5名
【山行担当】CL3339,SL3256
【文責】3339
【概念図】3339
【写真】3060,3256,3339,3420
概念図
コースガイド
【9/13(木】JR海老名駅集合10:00≡圏央道(海老名IC)≡東北道(福島飯坂IC)≡滑川温泉 福島屋 泊 歩0:00
【9/14(金】滑川温泉福島屋8:20(標高850m)…滑川橋付近で前川大滝沢に入渓8:25(標高820m)…大滝下部9:20(標高950m)…ホラノ貝沢出会い11:55(標高1070m)…桶木沢出会い14:35(標高1330m)…一般登山道14:45…入渓点近くの車道16:40…滑川温泉福島屋16:45≡高湯温泉花月ハイランドホテル18:00泊 歩8:25,約7km
【9/15(土】雨のため不動沢中止。高湯温泉花月ハイランドホテル10:00≡東北道(福島西IC)≡圏央道(海老名IC)≡JR海老名駅解散17:30 歩0:00
感想
会山行の北陸の沢が天候不順のため中止。天気が比較的良さそうな東北の沢に転戦した。
この前川大滝沢は山形県米沢市に位置し、日本の滝百選に選ばれた大滝がある。約300mとスケールの大きなナメやスラブ状の滝が連続する名渓だ。
天候は晴れ~雨~曇りと変わり、安定してなかった。水量に圧倒された15m滝では敗退かと思われたが、取り付くと思ったほどではなく、快適にクライミングできた。(3級)
いくつものスラブ状の滝は幕岩の悟空スラブを少し易しくしたレベルだと思う。ヌメリはなかった。
約120m大滝の巻きは水流左側のルンゼからで、落ちたら終わりという高さの幅約7m前後のトラバースが2箇所あった。ここは固定ロープを張った。また8mY字状の滝は釜が深く、4m前後の泳ぎがあった。
ところで泊まった滑川温泉福島屋は知る人ぞ知る有名な秘湯で、とても良い宿だった。
もう一つの計画の不動沢は雨で行けなかったがしかたがない。
急遽決めた案で、行き当たりばったり感があったが、全員初見の沢を楽しむことができた。
写真
- 当日合流するIさんを駅に迎えに行く。
- ただの倉庫にしか見えない駅。
- 降りたのはIさんだけ。
- 宿泊した滑川温泉福島屋。
- 上げ膳据え膳、快適でおいしかった。温泉も最高!
- 滑川橋約50m上流の駐車スペース。この車で来た先行パーティがいた。
- その駐車スペースから入渓。
- 滑川橋。
- この時は晴れ。
- 快適。
- 最初の3段15m滝。
- 1段目は右岸よりトラバース。
- 上段を望む。
- 赤岩。
- ヌメリは無し。
- でも高さがあるので慎重に。
- これ以降ナメが続く。
- ベストアングル。
- その写真。
- 大滝約200m手前の一般登山道への案内テープやケルン。
- 大滝。人が小さく見える。
- 記念撮影。
- 巻きは水流左のルンゼより。
- 巻き途中。はるか下に河原が見える。
- 2箇所あったトラバースの一つ。
- 固定ロープで。草付きはすべるので注意。
- 右岸よりネコノ沢。
- まん丸のお目々、だからネコノ沢?
- この滝は左岸から巻いたが厳しかった。
- その落口。
- 次回は水流から行きたい。
- 水量に圧倒された15m滝。水流右側をクライミング。
- 上部に支点になるものは無く、腰がらみで。
- 連続する滝。
- 8mY字状の滝。釜が深い。
- 後続は「ぷかり」で。
- 上部は左岸を登る。
- 沢より壊れた吊橋が見えた。
- 桶木沢にあったトロッコの残骸。
- 一般登山道だが、ほぼヤブ。踏み跡はしっかりしている。クマ防止でみんなで笛を吹きながら行く。
- 登山道の大滝展望地より。
- とにかくでかい。
- 車道に無事到着。