仙台 大行沢(おおなめさわ)& カケス沢
山行情報
日時:2021/10/23 ~ 2021/10/24 天候:10/23曇り時々雨 5度前後、10/24晴れ 14度前後ランク:D-D-8:00 参加:11名
山行担当:CL3339 SL3623
記録担当:文責:3623 写真:3339,3224,3634,3623
コースタイム
○1日目
仙台駅≡秋保ビジターセンター≡二口峡谷≡秋保大滝≡泊地 歩1:00(散策)
○2日目
大行沢橋の駐車場(標高380m) 7:05 …入渓点(38°16'39.054" N 140°32'10.836" E)7:54/8:10 …2段12m滝(38°16'58.302" N 140°31'13.686" E)10:45/11:10 …再入渓点(38°17'15.51" N 140°30'55.59" E)12:30 …北石橋分岐点で脱渓(標高634m)13:30/14:00 …大行沢橋の駐車場(標高380m)16:00 歩8:00
山行記
1日目
秋保と書いてアキウ、愛子と書いてアヤシ、大行はオオナメ、北石橋はキタシャッキョウと読む。盤司はそのままバンジだがバンジージャンプとは何の関係もない。独特な読ませ方をするのが地名には多い。丹沢でも雨棚はアマンダナ、下棚はシモンダナと読ませる。滝のことを棚というのも独特である。オット!、地名の考察ではない山行記だった。
10月23・24日と仙台二口渓谷の秋保大滝と大行沢に行ってきた。
23日仙台駅に集合し、レンタカーを借りてそのまま林道二口線を翌日の偵察ドライブ。林道と言っても立派に舗装されており山寺まで続く。ガスに見え隠れする盤司岩をカメラに収め、白糸の滝まで足を伸ばし引き返す。
帰りは秋保大滝に寄る。三大名瀑は、華厳の滝、那智の滝、袋田の滝となっているようであるが、袋田の滝には異論があるようで各地でその座に地元の滝を充てることがあるようだ。秋保大滝も当然推挙されている。なるほど、なかなかの水量とスケールで水しぶきをあげている。紅葉には少し早かったようなのが惜しまれる。
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2日目
24日は前日確認した駐車場から大東岳裏コースを40分ほど歩いて巨石帯に入渓。この巨岩帯、苔生した巨岩に巨木の太い根が食いついているなど、今までに見ない世界だ。
しかし、この巨岩を乗り越えて進むのに時間を要する。暑い時期なら水線を行ったほうが早そうな所も10月の後半ではその気になれない。このままでは時間が読めないので一旦登山道に出て滑帯を狙って再度入渓することとした。
登山道を30分程歩き再び入渓。カケス沢出合い手前の滑帯に到着。噂通り広い川幅にブナの葉を透かして射す陽の光に滑が輝く。歓声が上がる。先程までの障害物競争から解放され嬉々として浅い滑床を歩く。滑床の柔らかい所が水に削られ所々落ち込んでいる所が程よい緊張感となる。
カケス沢出合いまで来た所で残念ながらタイムアップとなった。当初計画では、大行沢からカケス沢・北石橋まで行く予定であったが次回へ持ち越しとなった。
この山域は他にもいくつかコース取りができそうだ。季節を変えて訪れる楽しみが出来た。
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【CL追記】
今回は東北紅葉の沢の第3弾になる。一昨年(秋田)と昨年(山形)はちょうど紅葉のピークだった。ビジターセンターの係員によれば今年は暖かくて一気に寒くなったためか、紅葉せず枯れ模様だそうだ。自然相手なので仕方ない。
この沢は核心のゴルジュをパスしても巨岩が多く、濡れないで行こうとするとボルダリングぽくなる。足がそろったメンバーだったが時間がかかり、美味しいところに時間を注いだ。
次回は夏にリベンジだ。