仙ノ倉谷 西ゼン
山行情報
日時:2021/09/11 ~ 2021/09/12 天候:晴れランク:D-D-11:00 参加:7
山行担当:CL2455 SL2860
記録担当:文責:3735 写真:2860,3623
コースタイム
平標新道ゲート 05:30…06:50 西ゼン入渓点 7:10…08:40 東ゼン出合 08:50…09:50 第一スラブ帯終了点 10:10…11:00 第二スラブ帯終了点 11:20…12:00 源頭部 12:10…15:15 平標新道 15:30…17:45 西ゼン入渓点 18:00…19:10 平標新道ゲート
山行記
9月12日
「初めて」の経験が多かった
泊りで沢に行った経験がなく、スラブの沢も初めてで、初めてだらけの山行でした。CLにロープは使わないと言われていましたが、実際にロープを出してもらうことはありませんでした。1度だけ荷物が重くて登るのが大変な箇所があり、自分のカラビナに紐を付けて仲間に荷物を引き上げてもらい、不安が過ぎりましたが何とか乗り切れました。
スラブはかなり緊張しましたが、前日の土樽駅でのミーティングで、上の方に行くと傾斜がキツくなることを聞いていたので大丈夫でした。
大変だったこと
◯2時間くらいのクマザサの藪の詰めがとても大変で疲れました。ササ藪が長くて前は何も見えないうえに、傾斜がキツくてササ薮に足を取られ、滑るので前に進みませんでした。同行者に足で蹴らないようにとアドバイスがあり参考になりました。
◯ササ藪を登り切った後の登山道も傾斜がキツく、つまずいて転ぶことがありました。そのため、枯れ木をストックとして代用しました。
◯滝を登った所を降りる箇所があり、クライムダウンで降りました。登るより下りが大変だということがわかりました。滑るので、足の位置を確認しながら、木を掴みながら一歩ずつ降りて無事にたどり着きました。
楽しかったこと
今回は、初めてのスラブでした。スラブを目の前にして心踊りながらも、ウォータースライダーがあり滑りそうな場所を登る時は、同行者の足をささえながら慎重に登るような箇所もありました。やはり高度感がとてつもないスラブ、滝の連続で神経がすり減りそうでした。しかし、そこから眺める山は最高に綺麗で来て良かったと思いました。新潟の山は、スケールが違いますね。
最後に、今回は最高の沢歩きでした。ハードな1日でしたが1番の思い出となりました。全員で行けて最高です。企画をされたCLに感謝です。機会があればまた参加させて下さい。
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【CL追記】
昨年は霧雨のため、東ゼン出合いで撤退しました。今年はそのリベンジ、天候を見て日程を一日ずらして実施しました。第一スラブ、第二スラブを無事に通過。平標新道までの詰めは源頭部からササ薮帯の踏み跡が消滅していたため、突破に通常の2倍強の時間を要しました。
皆様お疲れさまでした。何事もなく楽しく下山できましたので言うことなしです。今後の皆様の更なるご活躍を期待しております。