巻機山 米子沢

自然のモダンアート

山行情報

日時:2021/09/14 ~ 2021/09/15 天候:晴れ時々曇り
ランク:D-D-8 参加:7名
山行担当:CL3623 SL2247
記録担当:文責:3623 写真:3389,3623

コースタイム

桜坂駐車場(H730) 05:45…06:00 米子沢入渓点… 06:50 ナメ沢出合い(H1,000) 07:00… 07:55 栂ノ沢上出合上部(H1,155)08:05… 08:30 スダレ状滝上部(H1,260) 08:35…09:35 日影沢出合い(ゴルジュ入り口・H1,350)09:35…10:20 15m2段滝下(H1,605)10:30…11:10 二俣 11:10…11:30 巻機山避難小屋(H1,800)12:00…14:35 桜坂駐車場

(注)Hは標高です。例えば、H730は標高730m。

山行記

秋の名渓、西ゼンに続いて米子沢に行ってきました。 

前日、よく整備された桜坂駐車場泊まり。翌朝5時45分に出発、15分ほど歩くと入渓点です。最初は川幅も広く殺伐としたゴーロの河原歩きです。一部伏流となっていることもあり水線は無視して最短ルートを歩きます。 

20分ほどでようやく沢らしくなってきます。遠くに稜線に繋がると思える谷も見えいよいよ長年の念願だった米子沢が始まります。振り返れば大源太山あたりが朝日に染まり夏山の名残を思わせます。 

登るにしたがい楽しく登れる滝が連続しゴルジュ、滑、最後は穏やかな小川のような流れへと変化し飽きさせません。なんと言っても嬉しいのは、脱渓してすぐ避難小屋があること。 前回の西ゼンの緊張して登ったスラブや深い藪漕ぎと比べると、ほぼ手放しで楽しめる沢でした。 

巻機山山頂付近はたおやかな稜線を草紅葉が覆っていました。ときおりガスに隠されては現れより一層きれいでした。 

下山後駐車場の管理をしている親父さんが「行ってきたか。どうだぁ、いい山だっただろう」と自慢げに。地元の誇り、愛される山なのも大いに納得。何度でも訪れてみたい沢です。 



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