奥穂高岳

蒲田富士の雪稜

山行情報

日時:2022/03/18 ~ 2022/03/21 天候:雨、雪、晴れ
ランク:D-D-12 参加:3名
山行担当:CL3632
記録担当:文責:3420 写真:3632,3256,3420

コースタイム

3/18 新穂高温泉 13:00・・・15:00 穂高平小屋
3/19 小屋 6:10・・・8:45 白出し沢出合・・・15:00 天場(2400m地点)
3/20 天場 6:00・・・8:30 蒲田富士・・・11:00 涸沢岳・・・11:20 穂高岳山荘 11:40・・・13:40 蒲田富士・・・15:00 天場
3/21 天場6:40・・・8:30 白出し沢出合・・・10:00 穂高平小屋 10:20・・・11:20 新穂高温泉

山行記

2日目(19日)

ここ4年位正月山行で奥穂に行こうとしていたけれど、仕事や気象の都合が合わず延び延びになっていた穂高に3月連休に行くことになった。いよいよ穂高かと、緊張して出かけた。

3月19日、穂高平小屋で宿を借りて雪の中出発。白出し沢の出合いからいよいよ急登が始まる。トレースはあったが半分凍っていたのでワカンからアイゼンに履き替えて上る。体力がた落ちで中々高度を稼げない。整地してよい天場になりそうなところに着いたので、テントを張る。夜、雪の降る音がした。



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3日目(20日)

20日、まっさらな雪面を膝から臍くらいのラッセルをして上がる。樹の間は深く雪庇に寄れば浅いがあまり寄ることもできず、あきらめてラッセルする。樹林を抜けると浅くなり楽になる。

天気は上々。後ろに笠ヶ岳方面が明るくなる。雪庇をラッセルして雪稜に上がると、岩交じりの雪稜歩きとなる。途中アイゼンが刺さらない岩場をいくつか上がると、蒲田富士の稜線に出る。涸沢岳が高く、ジャンダルム西穂に雪煙が舞い、南岳方面も雪煙が舞っている。

f沢のコルに降り、新雪が積もったので岩稜からの登りコースをたどる。滝谷ドームが良く見える。穂高の景色は素晴らしいが、偽ピークがいくつもあり中々山頂にたどり着かない。風にあおられながらようやく山頂。そのままシラダシノコルに降りる。天気予報は晴れだが、3月の穂高の晴れとは、こういうのかというくらい白出し沢から風が吹きあがる。奥穂は見えない。

コルに降りるとシャベルが棒に吊るされている。3~4ⅿ掘ると冬季小屋入り口とある。穂高岳山荘の屋根の上を歩き、冬季小屋の裏手、涸沢側で風をよけて休む。奥穂の登りがボーッと見える。

ピストンする時間は無く、涸沢岳に引き返す。蒲田富士まで長い岩稜を下る。登りの時のベルグラは融けている。雪も重くなっている。蒲田富士に上がる頃にはガスってきて見えづらくなる。雪庇が右に左に6回くらい入れ替わり、雪庇でない側の雪がどこまであるのか、転んだらそのまま落ちるのかよく分からず、頭がくらくらしながら緊張して雪稜を歩いた。

蒲田富士の下りで1回懸垂下降。樹林まで下りてオレンジを食べてゆっくりする。重くなった雪を自分たちのつけたトレースを天場まで下った。



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4日目(21日)

21日、下山だけなので少しゆっくり出発。下山は早かった。途中、滝谷でクライミングするという若者3人とすれ違う。穂高平小屋に着くと、涸沢岳、蒲田富士、シラダシノコルが良く見えた。槍も穂先だけが見えたような。新穂高に降りて平湯温泉の’ひらゆの森’(おすすめです600円)でゆっくりして帰路に就いた。

退職以降年末から運動しない日々が続き、あっという間に足腰の筋肉量が減り、登りも下りもすぐに力がなくなるようになってしまった。女性がすぐに転ぶのが不思議だったが、それがよく分かるようになった。これから前のように歩けるまで戻す道のりは、途方もなく無理でしかないが、少しでも戻して、また少し歩けるようにならなければ。未だやることが残っている。

今回の食事は、石狩鍋、豚汁(ぺミカン)、カレー(ぺミカン)でした。3人で4.7kgくらい。



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