勘七ノ沢
山行情報
日時:2021/05/02 天候:晴れランク:D-C-7:00 参加:12人
山行担当:CL3050 SL3389,3005,3499
記録担当:文責:3584,3050 写真:3584,3060,3626,3389
コースタイム
県民の森駐車場7:50…8:20F1…8:55F2…9:10休憩9:15…9:18F3…9:35F4…10:40休憩11:04…11:10F5…12:17F6…12:33ゴルジュ帯…12:55 880m脱渓・装備解除13:15…13:50天神平13:55…14:47二俣14:51…15:12県民の森駐車場
山行記
昨年の沢教室卒業後、個人山行でいくつかの沢に行きましたが、会の沢山行は今回が初参加となりました。当初雨予報でしたが、当日は晴天でポカポカ陽気、最高の沢日和となりました。県民の森で装備をつけ、1班と2班に分かれ出発です。
いよいよ入渓、遡行開始です。まずはF1、今日一難しいというF1の滝。昨日の雨でそこそこ水量もありなかなかの迫力です。リーダーさんが上手にリードで登り支点構築をして後から登るメンバーのビレーをしてくださいました。クライミング力不足の私にとっては怖さもあり、難しさを感じました。それでも見た目より滑りもなかったので、トップロープで安心して登ることができました。
F2は岩が脆くて崩れやすいので一手一手確認しながら慎重に上ります。下段はロープなしで、上段は高さもありちょっと難しかったのですが、肩がらみビレーに助けられて登りました。
F3、釜のヘツリが面白かったです。釜の水がわりと深いのと、岩にかかっている残置のロープが外れかかっていて信用できず、ヒヤヒヤです。「一歩一歩慎重にゆっくりでいいからね」との先輩からのお言葉に従い、ゆっくりゆっくり進みました。F4 の滝を超えたあと、堰堤をいくつも超えて、F5手前でお昼休憩。
F5は12mの大滝です。青空と新緑の緑と滝の水しぶきに太陽の光が反射してキラキラ光り、とっても綺麗でした。左壁から流芯近くまでまでバランストラバースしてそこから直上です。ここも安心のトップロープで登りました。
F6からゴルジュの連瀑、いくつもの小さな滝をどんどん登っていきました。楽しくて楽しくてついつい表情がゆるみます。なんて楽しいのでしょう!滝を登り切ったところで遡行は終了。着替えをし、おやつを食べながら二班の到着を待ちます。
「おれ、登れるかなあ。詰め苦手なんだよね」とリーダーさん。さっきまでどんな滝でもリードでサクサク登っていた方と同一人物?笑いが溢れます。二班が到着したので入れ違いで出発。急な尾根をつめ、大倉尾根のベンチの横に出ました。駐車場まで下山してゴールです。
勘七の沢は大倉尾根の西側を流れる人気のルートです。ゴールデンウィークの真っ只中、他のパーティと合うかもしれないね、などとリーダーさんたちが話していましたが、誰とも合わず私達の貸切状態で登ることができました。
昨年の沢教室に参加させていただいてからすっかり沢登りの虜です。「大人の水遊び」が楽しすぎます。これからはもっとクライミング力をつけて、色々な沢に行きたいです。楽しい楽しい沢山行でした。リーダーの皆様、準備やロープ出しやら、大変お世話になりありがとうございました。次の山行が楽しみです。
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