西丹沢バリエーションルート 椿丸
山行情報・担当者
日時:3月11日(土) 天候:晴れ ランク:C-B-6:00 参加:11名
山行担当:CL2503 SL2942
記録担当:記録・写真・文責2751
コースタイム
集合 谷峨駅 7:40 解散 新松田駅 16:20
谷峨 7:40= 浅瀬ゲート 8:20…9:25 P780東 9:30…11:40 椿丸 …11:38 織戸峠 12:00…12:30 織戸峠分岐 …12:57 P862 …13:08 下降点 …13:22 山神峠 13:30…14:39 旧三保山荘 …14:40 吊り橋 …15:18 浅瀬ゲート=新松田
山行記
椿丸を経由し、山神峠を通る山行が計画された。
世附川の道路は6、7年前の豪雨で大崩壊し、各所で通行止めになっていたこともあり、なかなか行かれない所だった。
これは是非行きたい!!
3月初旬、花粉のピークとあって山歩きはかなりキツイのだが、ともかく参加してきた。
今回、椿丸から先は初めて歩くルートだ。
この部分のハイライトは、山神峠への下降点を見つけることだろう。
下降点付近は尾根の張り出しがはっきりしていないのだが、背後にも支尾根がでているのでそれを目安にすれば分かるかと思った。
が、主尾根は広くなだらかな傾斜で、下降ポイントはそうは簡単には確定できない。
ところが、実に分かりやすいモノがあったのだ。
地図読みにとっては邪道なのだが、ここをクリアしたのは、先頭を歩いたメンバーの事前調査に依るところが大きかった。
そんなわけで、殆ど一直線に山神峠に下った。
こんな風に広い山腹は、当たりを付けたポイントで下降して尾根筋を探してもよいのではと、後に思った。
西丹沢は基岩が脆いので崩れやすく危険な箇所もあるが、予想外に穏やかな表情を持っている。そんなたおやかな風景を楽しみながら、地図読みも楽しみつつ初めてのルートを歩いた。
写真をクリックするとスライドショーになります
- 浅瀬ゲートから出発
- 尾根の突端、ここが取付き点
- いきなりの急登
- 東にとんがりピークが見えた。ミツバ岳だ。
- お馴染みの急登
- 尾根は緩急を繰り返す
- 満開のミツマタに出会う
- 水源協定林の看板
- P780に近づいて、西からの大きな尾根の姿が見えて来た。
- P780手前に、階段が作られていた!
- P780の東をかすめて下る。進路は62°だ。
- 崩壊した緑色の基岩を見ながら通過
- 作業道か、路肩が補強されている。
- 気持ちの良い尾根歩きだ
- ここで、巻き道組と、直登組に分かれた。 ルート図は巻き道ルート。 短いが、面白さ満喫! 写真を撮る余裕無し。
- 直登組が行く。 巻き道組は楽勝のはずだったのだが…。
- 先に着いていた直登組と合流し、椿丸へ。
- 看板が可愛らしいイラスト付きで、新しくなっていた。
- 織戸峠への尾根筋。
- 織戸峠分岐から檜洞方向を望む
- 日当たりの良い東斜面は、ミツマタの大群生地になっている。
- 織戸峠へ向けて進行
- 柔らかい春の日差しのなか、気持ちの良い尾根歩き。
- 織戸峠
- 椿丸~織戸峠は、しっかりした尾根筋だ。
- P862手前で現在地確認。下降点を探す。
- 山神峠が見えて来た
- 山神峠の祠
- 石に、木札が納められていた。木札の文字は消えかけていて、なにが書かれているのか分からなかった。
- 林道のような「道」に出た。
- 梢の先に、椿丸の姿
- 悪沢の右岸を下る。崩れやすいガレが出て来た。
- 尾根は急傾斜になり、植林地が始まる。
- 崩れた、旧三保山荘の屋根
- 吊り橋は、定員1名に決めた。
- 吊り橋の林道側にはこんな注意書きが。
- 吊り橋を振り返る。左に傾斜しているのは椿丸から水ノ木に下る尾根。
- 豪雨で大崩壊した箇所は、大掛かりに整備された。
- 各所に崩壊が見られる。 青い崩れやすい基岩だ。
- 姿の良い滝が見えた。 調べたら、「夕滝」と言う名のある滝だった。