西沢周回尾根(ヤブ)
山行情報
日時:2024/11/09 天候:晴れランク:C-C-7:00 参加:6名
山行担当:CL3198 SL3465, 3697
記録担当:文責:3961 写真:3465, 3060, 3657, 3198
コースタイム
西丹沢VC8:22…10:03箒沢権現山10:04…畦ヶ丸南東尾根分岐10:35…11:33畦ヶ丸11:59…善六ノタワ12:35…12:50善六山12:57…13:23塩地窪ノ頭13:24…14:30西丹沢VC 歩行時間:5時間32分 休憩時間:36分
コースマップ
記録日:2024/11/09最高点の標高: 1296 m
最低点の標高: 542 m
山行記
集合の谷峨駅からタクシーに乗り込み、西丹沢VCに到着。今日の山行は6名。私をのぞくと全員ベテランリーダーの方々。さあ、頑張るぞ、と気合が入る。少し緊張。
西沢右岸を歩き、箒沢権現山への取り付き地点でかわはぎをして登っていく。先頭を行くSLが早い。SLは急登に差し掛かると、さらに早くなる。遅れないよう頑張るが徐々に離されていき、姿を確認できる程度となる。しかし、細尾根になる手前で待っていてくれる。要所で必ず待っていてくれるので、安心して登っていく。
箒沢権現山から畦ヶ丸に向かうところも細尾根が多々あり、どう越えていくか迷いながら進む。そこもヤブ山行の醍醐味。頭をフル回転させて、安全を確かめながら登っていく。畦ヶ丸山頂まで、すれ違った登山者は一人きりであった。畦ヶ丸山頂で昼食。畦ヶ丸から善六ノタワまでは沢山の人とすれ違った。
そして、善六ノタワからはまた静かなヤブ道となる。進む尾根を間違わないよう確認しながら進む。細尾根では岩がもろく、「この岩は絶対触らないで」とSLから注意を受け、慎重に進むところもあった。西沢に急下降するところは、枯れ葉が積り足元は不安定でずりずり落ちていく。「落ち着いてゆっくり」とCLから声をかけてもらう。最後はロープを頼りに慎重に下りていく。西沢に下りると、ほっとした。
途中、色づいた木々と青空に立ち止まる。綺麗な尾根。そして樹間から富士山の姿も見えた。丹沢湖、箱根の山も見え、ゆったりと静かなる山行であった。
【CL追記】
晴天に恵まれ、紅葉の始まった西丹沢の静かな尾根歩きを楽しむことができました。西沢周回尾根という山行は、地図とコンパスでヤブを歩き、幾つものルートを作り上げてこられた先輩から教えていただいたコースの一つです。西沢から時計回りに尾根をたどって西沢を一周。アップダウンあり、穏やかな尾根歩きあり、遠く箱根から丹沢湖までの広々した展望あり。「ヤブは周りの地形ををよく見ながら、楽しんで歩くといいですよ」と、先輩からのアドバイスです。
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