オオタ沢～高松山（ヤブ）

山行情報

日時：2023/11/23　天候：晴れ
ランク：B-B-5:30　参加：13名
山行担当：ＣＬ2503　ＳＬ2751
記録担当：文責：3765　写真：2503, 3765, 3888

コースタイム

オオタ沢入口 9:00…P428付近林道…二股…P657…富士見台…高松山…太尾沢左岸尾根…15:00太尾橋（虫沢林道）　行動時間：6時間00分

コースマップ

記録日：2023/11/23

山行記

山北駅からタクシーに揺られ10数分。オオタ沢から高松山の山頂を目指す冒険に出発です。今回は、整備された山道を歩くわけではなく、藪の中や険しい斜面を進むという冒険要素の高い道程で、出発前から未知の道への期待と興奮が入り混じります。

午前9時、早速河原に下り、川沿いを進んでいくものの、沢へのそれらしい入口は全く見えません。そうこうしているうちに、「え？本当にそんなところに入っていくの？」と驚いてしまうような藪の中へ突入します。オオタ沢沿いに藪の中を進むことで、普通では絶対に見ることのできないであろう大自然の神秘を感じつつ、幾度も川を渡渉し、岩場や木々の中を進み終えると、今度は傾斜45度はあろうかという急斜面が我々の前に立ちはだかります。

各自、息を切らし、這いつくばりながら登って行った先に我々を待っていたのは、美しく紅葉した木々の間から姿を見せる富士山の光景でした。これは、一生忘れることはないだろうと思えるほどに素晴らしいものでした。そのあとは「はなじょろ道」から「太尾山」を経由し、高松山の山頂には午後1時15分ごろに到達。晴天の中、ここでも富士山の雄大な風景が我々を出迎えてくれました。

その後、山頂でひと休みした後、下山に取り掛かります。斜面の下りもまたひと苦労で、慎重に足を運びます。同日16時ごろに田代向バス停にて登山を終了。疲労感と共に、普段の登山では味わえない達成感が心を満たします。藪の中での道無き道を進んでいくという経験は、一人では絶対に経験することのできない貴重な経験でした。

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