【山行日:2024/09/26~2024/09/28】
あずさ5号で真夏日の白馬駅に到着。ジャンボタクシーに乗り、黒菱平駐車場へ。クアッドリフトに乗れば初日の宿、八方池山荘まで一気に登れる。グングン登って行くリフトを横目に、私達たちはペアリフトで黒菱平へ。眼下には、四方を山に囲まれた小さく見える街に陽があたり輝いている。空には黒い雲がたちこめている。集合写真を撮り、自然歩道を約30分登り、八方池山荘に到着する。夕食まで時間があるので、山荘に荷物をデボし八方池まで散策することに。山道は滑りやすい蛇紋岩か、ゴロゴロしていて歩きにくい。サブザックを持ってこなかった私は荷物を殆ど軽くできず、明日はもっと重いザックを背負って今日の3倍超えの距離を登るのか、と思うと不安な気持ちに包まれる。
【山行日:2024/09/24~2024/09/28】
あまとみトレイルとは、雨飾山の「あ」、斑尾山の「ま」、戸隠山の「と」、妙高山の「み」から名付けられたロングトレイルのルートで、長野駅から斑尾山の山頂までの総延長86キロのルートだ。今回は斑尾山の麓から戸隠までを、5日間かけて歩く計画。斑尾や戸隠にはスキーに何度も行ったこともあり、私としては初めてのロングトレイル山行に参加した。飯山駅に着くと、当日お世話になるペンションピュアの出迎えがあり、その車で斑尾スキー場の登山口まで送ってもらう。斑尾山の山頂は眺望がないため集合写真を撮るだけにして、そこから15分ほどの大明神岳山頂で昼食休憩を取った。すると「うわ~」という驚きの声が上がり、なにかと思ったらリードを着けていない大型犬3頭がやってきたのだった。
【山行日:2024/09/04~2024/09/06】
二日目はいよいよ山登りです。朝7時30分に予約したタクシーに登山口まで送ってもらいました。体操の後、赤トンボが私の帽子の上に止まってくれました。今日はいいことがありますように。8時5分にスタート(予定より25分早く)、ちょうど仕事開始の時間で何台もの作業車が後ろから私たちを追い越していきました。この時間帯では、他の登山客には会いませんでした。はじめの登りは順調で、いつもと変わらないようでした。登っていくうちに周りの景色が樹林から岩山に変わりました。智恵子の「この上の空がほんとの空です」記念碑に着いたら、不思議なことに曇っていたのが晴れてきました。
【山行日:2024/09/05~2024/09/08】
いよいよ出発。このためにここまで歩いてきた。足並み揃え、楽しみながら大キレットを歩いた。A沢のコルで横尾本谷から上がって来る人を見た。北穂東稜を覗き見しながら、北穂小屋で一休み。空腹も息も整え涸沢岳へ。登り下りを繰り返すと穂高岳山荘に着いた。部屋に入り、身体を拭いたり荷物を整理したりストレッチをしたり、大忙し…。ふと、窓の外から聞き覚えのある声。奥穂南稜のメンバーが楽しげにテーブルを囲んでいた。我々も仲間に加えていただき、大いに盛り上がる。小屋前テラスで「MIROKU」の人文字を青空に向かって書いた。