第19 回登山スクール実施報告
第19 回登山スクール実施報告
みろく山の会はNPO法人としての活動も行っています。
「みろく登山スクール」は、その活動の一環として実施しているもので、一般の方を対象にして登山の楽しさを広めるのが目的です。
現在この取り組みは組織部が主管しており、年2回春と秋に行っています。
昨年の秋に実施した 第19回みろく登山スクールは、「座学」を2018年10月6日(土)に横浜市西公会堂、「実技学習」を10月13日(土)に中央線沿線の陣馬山で行いました。
10月6日(土) 「座学」
「座学」ではこれから山登りを始めたい方、改めて基礎を学びたい方など17名の参加でした。
テーマは
① 山の歩き方・服装と装備、山のトラブル
② 地図の読み方とコンパスの使い方
最初に、経験に基づいた山の歩き方や登山での注意事項などのお話と、登山用具をテーブルの上に並べての具体的な説明による「山の歩き方・服装と装備、山のトラブル」の学習を行いました。
受講者も休憩時間に登山用具などを熱心に見ながら質問したりして、交流を図ることもできました。
次に、映像を用いた講義と実際に地図やコンパスの用具などを用いての実習による「地図の読み方とコンパスの使い方」の学習を行いました。
机上での実習ですので、なかなか理解するのは難しそうでしたが、基礎的な知識は学べたものと思います。
実技学習での実践を楽しみに座学は終了しました。
10月13日(土) 「実技学習」
「実技学習」は、みろく山の会の組織部のリーダー6名と受講者14名の総勢20名により行いました。
当日は8時30分に相模湖駅に集合、曇り空で少し肌寒いくらいの気温でしたが、歩くにはちょうどいいくらいの日よりでした。
相模湖駅で受付け後、駅の側にある相模原市相模湖公民館の敷地をお借りしてミーティングを行い、リーダーからの実技学習の日程や注意事項を伝えました。
その後、お互いに自己紹介をして、入念なストレッチで体をほぐしたのち、コンパスの使い方のガイダンスを行ってから陣馬山頂を目指して元気に出発しました。
山行中は登り方、対向者の避け方、休憩の取り方、脈拍数の自己チェック、コンパスを使っての目標地点の確認など、多くのことを随時実地学習しながら陣馬山頂を目指しました。
登りは初めて登山を経験する方には少し長い道のりになりましたが、それでも全員元気で昼頃には山頂に到着。富士山は雲のなかでしたが、雲が高かったので丹沢、山梨、奥多摩方面の山々がはっきり見えていました。
山頂では全員がそろっているうちにと記念撮影を済ませ、空いているベンチをお借りして皆で昼食。山の話や会の話など、おしゃべりをしながらの楽しい昼食時間を過ごしました。
昼食後はコンパスと地図を用いて周囲の山々の特定や、下山ルートの確認などの練習を行ったのちに、一の尾根コースから陣馬登山口に下山。
陣馬登山口ではバス停近くの空き地でミーティングを行い、整理体操をしたり参加者から感想を聞いたりしたのち、バスにて藤野駅に戻り実技学習を終了しました。
次回のお誘い
第20回登山スクールを、2019年3月9日(土)に桜木町にある横浜市市民活動支援センターにて「座学」、2019年3月16日(土)[雨天時は17日(日)に延期]に陣馬山にて「実技学習」の日程で行います。
現在受付け中ですので、興味のある方はぜひご参加ください。
【問合せ】 みろく事務所 電話045(317)2369(平日13時から17時)
※ホームページからも受付けています。詳しくはこちらへ