山でのセルフレスキュー、遭難事故に遭遇したときどのように対応したらよいか、病気やケガの防止と対応について学びます。また、神奈川県山岳連盟主催の講習会に参加してその内容も紹介しています。山行安全部主催により年1回、2月頃に行われます。

<座学>午前

第1章 山岳遭難の概況

全国で発生した遭難事故だけでなく、みろく山の会で発生した10年間の事故について解析します。

第2章 会の事故対応の仕組み

事故が発生した場合の対応の仕方、道迷いした時、自力下山ができる場合や救助要請する場合について会の仕組みや決まりを説明します。

第3章 山で起こる病気とケガの予防と処置

高山病・低体温症・熱中症・凍傷・捻挫・骨折・脱臼・打撲・擦り傷・切り傷・足のつり・靴ずれ・足のまめ・鼻出血・熱傷・毒蛇咬傷とハチ刺され・異物除去について予防法も含めて説明します。

第4章 救急措置について(座学)

一般登山者として、最低限覚えておきたい救命手当と応急手当の違い、一次救命処置の手順を学びます。

 

<実技>午後

第4章 救急措置について(実技)

第5章 応急手当

三角巾を使用して応急手当の仕方を学びます。腕のつり方や頭部の処置の仕方、足首がねん挫した場合の手当などを学習します。

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第6章 搬送法

搬送の手順と注意点を説明します。とりあえず安全な場所まで短い距離を運ぶ方法や、ある程度長い距離を運ぶ方法など、様々な手持ちの装備を使用した搬送の仕方を1人~7人搬送まで、ザックやツエルトなどを使用して実技を学びます。

第7章 ビバーク法

ビバークをするときに注意したい事項について、実際にツエルトを使用してビバーク法を学びます。危急時に備えたツエルトの収納法も実演します。