北鎌倉~天園~能見堂跡 (鎌倉定例山行)

日時・天候・ランク

6月15日(水)  晴れ  A-A-4:30  参加者 15名

コースタイム

集合 北鎌倉駅円覚寺側改札 8:30   解散 金沢文庫駅 13:30

駅 8:34…9:00 天園ルート入口付近 9:05…9:20 建長寺展望台 9:25…10:13 ゴルフ場横10:20…10:25 天園茶屋跡地…10:50 市境広場 10:57…11:10 関谷奥見晴台 11:40…11:55 釜利谷大橋…12:17 金沢自然公園 …12:20 ののはな館 12:35…13:35 能見堂跡地 13:40…13:54 六国峠看板…14:02 金沢文庫駅

歩行時間 4時間14分   休憩時間 1時間14分

山行記

鎌倉定例山行に参加。

「定例山行」とは、各リーダーが企画する山行とは別に、これを補完する山行で、会の山行企画部が企画し、担当したリーダーが実施する山行だ。
定例山行には、日本アルプスを中心とした「夏山定例」や、あこがれの高山をゆっくり歩く「ゆっくり山行」、「公園シリーズ」「里山・低山」そして「鎌倉」がある。
古都鎌倉を歩くこの鎌倉定例山行は毎月催行されており、ほとんど隈なく鎌倉の山稜部を歩き尽くしているのではないだろうか。
今回のコースは、JR北鎌倉駅から天園、能見堂跡地を経由し、京浜急行金沢文庫駅までのルートだ。

8時過ぎ、北鎌倉の駅に着く。
丁度登校時間と重なってしまったようで、狭いホームは高校生であふれていた。
学生の波を抜けて、円覚寺側の改札を出る。緑にあふれた小道で、集合。
自己紹介、準備体操などをして出発。
円覚寺前、明月院前を通過して、天園ハイキングコースに入る。
北鎌倉は、悔しいけれど本当に雰囲気の良い処だ。どこをとっても「絵」になる。
いつもなら車で通過してしまうのだが、ここは絶対に「歩く」べき処だと改めて感じた。
紫陽花の季節とあって道沿いの店舗は早々と店を開き、雰囲気の良い明月院の通りは賑わった印象だ。
明月院の紫陽花を眺めて、ハイキングコースへ。
山道に入ると林内は緑が濃くなって、行く先々で鶯の声が聞こえた。
建長寺の勝上献展望台で一休み。
鎌倉の街と、その先の由比ガ浜・材木座の海岸が一望できる。
緑の中、鶯の声を聴きながら一筋の道を進む。
途中、岩が苔むした滑り易い段差も通過するので慎重に。
大平山を経由して、六国峠へ。
天園の峠の茶屋が廃業したとの話はついこの間耳にしていたが、早速取り払われていて、跡地が広がっている。
名所が無くなって、寂しくなった。
跡地は意外に広く、植栽された紫陽花が綺麗に咲いていた。
市境広場から六国峠ハイキングコースへ入る。関谷奥見晴台で大休憩。
金沢自然公園、釜利谷市民の森経由で能見堂跡地に至る。
今はすっかり寂れた山道の一か所でしかないが、ここはかつては交通の要所であり、寺院が設けられていたと言う。
この地からの風光の明媚さに、文人墨客も多く訪れたとの事。
「金沢八景」の名の由来の根元地でも有るとの事だ。
その先の山道を下ると、住宅の脇に出る。
そこから駅までは10分も掛からない。
金沢文庫の駅と、その周辺は整備されて綺麗になっていた。