加入道山(花・温泉・バス)
山行情報
日時:2023/09/14 天候:晴れランク:A-A-5:00 参加:22名
山行担当:CL1151 SL2448, 3391, 3716, 3731
記録担当:文責:3731, 1151 写真:1151, 3716, 3951, 3965
コースタイム
海老名駅7:05-8:30加入道山登山口駐車場9:05…10:10東屋10:20…12:20白石峠分岐12:30… 12:40加入道山13:15…14:55東屋15:05…15:40加入道山登山口駐車場15:50-16:10道志の湯
コースマップ
記録日:最高点の標高: 1420 m
最低点の標高: 665 m
山行記
加入道山(1,418.4m)は西丹沢の奥地にあり、神奈川県と山梨県の県境(甲相国境尾根)上に位置する静かな山。
海老名駅に集合。バスで「道志の湯」裏にある登山口(670m)へ向かう。ストレッチ後、登山開始。このあたりの山林は、1916年に横浜市が山梨県から購入、現在は横浜市水道局が保有している。登山道周辺の林は間伐・下草刈りが綺麗に行われていて、参加者から「いかにも水が豊富そう。そういえば、横浜って水不足という記憶はないよね」という声も聞こえてくる。
標高1,000mあたりからは空気がヒンヤリと感じられ、リーダーからの花の説明を聞きながら、気持ちよくゆったりと登っていく。1,300m付近の崩落地ではベテランリーダーが素早くロープを張り、安全登山を図る。間もなく甲相国境尾根に到着。加入道山山頂へは直ぐに到着。残念ながら、酷暑の影響で期待していたトリカブトの群落は、黒くなってしまった花が目立つ。
昼食休憩している間に、2名のベテランリーダーが崩落地に先に下り、ロープをしっかりとセッティング。下山も安全登山に徹し全員無事下山。安全山行の実践を強く認識する山行だった。
下山後立ち寄った「道志の湯」は横浜市民200円割引。感謝の山である。
【CL追記】
初秋の加入道山から大室山一帯はヤマトリカブトの群落で有名。今年は人間にとっても危険な暑さだったが、加入道山のヤマトリカブトも熱中症にかかったのか?枯れて真っ黒になっているのが目立った。ただ、風の当たらない斜面の下に咲いているのは元気そうだった。水不足にも負けず健気に涼やかな色で咲いているトリカブトを見て、私たちも暑さや疲れを忘れて元気になったような気がした。
東屋を過ぎて暫く行った右斜面は崩落が進み、登山道は痩せて要注意。2年前とはあまりの違いにビックリ。来年は新緑の頃、再度訪れてみたいと思う静かな雰囲気の素敵な山だった。
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