木曽駒ヶ岳・三ノ沢岳

主稜線から外れた静かなピーク、三ノ沢岳を目指す

山行情報

日時:2023/09/11 ~ 2023/09/12 天候:曇り
ランク:B-B-6:00 参加:3名
山行担当:CL3824
記録担当:文責:3824 写真:3060, 3847, 3824

コースタイム

1日目
新杉田7:00≡10:30菅の台BC-11:30しらび平RW駅-11:50千畳敷RW駅…12:40宝剣山荘…13:00木曽駒ケ岳13:40…14:00宝剣山荘…14:20宝剣岳…14:45宝剣山荘…15:05伊那前岳15:10…15:30宝剣山荘(泊) 歩行時間3時間40分
2日目
宝剣山荘6:10…6:30宝剣岳6:40…7:00三ノ沢分岐7:05…9:00三ノ沢岳9:20…11:05三ノ沢分岐11:20…11:50極楽平…12:10千畳敷RW駅-しらび平RW駅-13:30菅の台BC≡17:00新杉田 歩行時間6時間00分

コースマップ

記録日:2023/09/11~2023/09/12
合計距離: 11777 m
最高点の標高: 2958 m
最低点の標高: 2636 m

山行記

1日目:木曾駒ヶ岳~宝剣岳~伊那前岳

後立山縦走の会山行が天候不順で中止となったので、その代わりに中央アルプスの三ノ沢岳を3人で楽しんできた。三ノ沢岳は主稜線から外れた静かなピークだ。かつてソロ山行の爺さんが、三ノ沢岳を指さしてつぶやいた言葉、「あの山は、花が綺麗だし静かでいいよ。毎年通っているんだ」が記憶にあり、いつか行きたいと思っていた。花も終わりの時期であったが、静かな山旅を味わってきた。

今回の代替山行は楽を決め込み、ロープウエイの利用で標高2,600mまで一気に登る。車の待ち合せも朝7時のゆっくりスタートで、千畳敷に入ったのは昼の12時頃。ゴールの宝剣山荘前までは1時間足らずの行程だ。山荘に着くやザックをデポして、まずは木曽駒ヶ岳を往復した。途中、雨が降ったり止んだり、晴れ間が出たりひっこんだり、の変わりやすい天気であった。山荘に戻るころにはガスが出てきたが、明日の下見に宝剣岳を往復した。その後ガスの状態は変わらなかったが、時間つぶしも兼ねて伊那前岳も往復した。



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2日目:宝剣岳~三ノ沢岳

昨夜は猛烈な雨と風が吹き荒れたが、夜半には満点の星空になった。明け方は、小屋前の眼下に雲海が広がり、日の出とともに高層雲が真っ赤に染まり、綺麗な朝焼けであった。さすが3,000m級稜線の朝は寒い。ヤッケを羽織って小屋を出発。昨日下見した宝剣岳を越えて、鎖場の多い岩稜帯を緊張しながら下り終わると、まもなく三ノ沢岳分岐だ。

ここからの三ノ沢岳の眺めは三角形で形が良い。稜線はなだらかな下りと登り返しだが、結構な距離がある。分岐の直下に荷をデポして、お花畑(もう季節外れであった)を通過するとハイマツ帯となる。所々岩稜もあるが、のんびりとハイマツを分けて歩く。山頂の手前斜面には小さなお花畑が現れたが、枯れ残りの花を見て、夏の終わりを感じた。

行きに一人、帰りに2組の登山者と行き違ったが、山頂はひとけがなく、ひっそりと静かであった。木曽御嶽山、木曽駒ケ岳、宝剣~空木岳、南アルプスが雲間に一望できた。遠くには槍・穂高も見えた。大気が湿気をたっぷり含んでいるせいであろうか、遠くの山々が青黒く見えた。ゆっくりと休息をとった後、主稜線へと引き返した。

幸運にもガスが出始めたのはそれからで、極楽平からは霧の中のカールを下ってロープウエイ駅に到着した。夏の終わりを感じながらの、ゆったりとした山行であった。



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