北穂高東稜・前穂高北尾根
山行情報
日時:2024/08/02 ~ 2024/08/04 天候:晴天ランク:D-D-12:00 参加:5名
山行担当:CL3634 SL3224
記録担当:文責:3687 写真:3811, 3217, 3634
コースタイム
1日目
上高地6:20…11:50涸沢ヒュッテ(泊) 行動時間:5時間30分
2日目
泊地5:34…7:15東陵稜線…8:50北穂小屋…9:45ドームの頭…13:40涸沢ヒュッテ(泊) 行動時間:8時間6分
3日目
泊地3:20…5:04 5.6のコル…7:25 3.4のコル…10:24前穂高…11:25紀美子平…16:10上高地 行動時間:12時間50分
山行記
1日目
上高地から涸沢への登りで汗だくになる。ほどなく涸沢ヒュッテの吹き流しが見え小屋に着くと、早速テラスでグビリ。
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2日目
北穂東稜は、稜線に上がるところが今日の核心だったのだが、CLのナイスルートファインディングによりすんなり稜線に出た。快晴の中、ノーザイルで岩稜歩きを満喫し、テラスに戻りグビリ。
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3日目
いよいよ憧れの北アルプスクラッシックルートへ出発。モルゲンロートに見守られ5.6のコルに上がると穂高の瞳、奥又白池は雲海に隠れていた。
5峰、4峰は歩き。ナイロンザイル事件の東壁を静かに見つめる。3峰は3ピッチのクライミング、事前予習のルートと目前の岩を照らし合わせる。前夜にリーダーにご教示いただいたムーブを繰り出し、重い身体ながら快適なスカイラインでのクライミングとなった。2峰はルートの慎重な見極めが要求されるが、ここでもCLのファインディングは冴えていた。気がつけばトップアウト、健闘を皆で喜び合った。
「総合力が試され、長丁場の中でいかに安全確保をしながら登るかが、このルートに課せられた技術的課題」とあるが、まさにアルパイン系の真髄を識るルートであった。
【CL追記】
涸沢でたくさんのみろくの仲間と会い、大いに飲んで楽しんだ。昨年参加させてもらい、今回はCLをやらせていただいた。心強いSLさんに相談しつつ、安全なルートを探りながら緊張感のある山行だったが、怪我なく過ごせほっとした。
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