白山(ゆっくり・バス・自然保護部)

㉔全員御前峰登頂

㉔全員御前峰登頂

山行情報

天気:晴れ一時小雨
コース:B-B-7
参加者:21名
山行担当:CL3287・SL2812・2795・2363・2901
文責・写真:3374
記録・写真:2901

コースタイム

1日目 8月1日 (火)
横浜6:50-11:50瓢ヶ岳PA12:30-15:15民宿「かわおく」(泊)

2日目 8月2日(水)
宿5:50・・・6:35別当出合駐車場7:00・・・7:25別当出合登山口7:30・・・7:55中飯場
8:05・・・9:55甚之助避難小屋10:05・・・13:00ビジターセンター13:45・・・
14:40御前峰・・・池巡り・・・16:00白山室堂(泊)

3日目 8月3日(木)
泊地6:30・・・7:00黒ボコ岩・・・8:25甚之助避難小屋8:35・・・11:30別当出合登山口
-21:30横浜

山行記

去年は同じ日程で平瀬道からの白山、今年は別当出会・エコーラインからの白山である。

横浜を出発してから約9時間ようやく宿泊地である白峰温泉に到着。ここは重要伝統的建造物保存地区とのことで散策へ。板張りの壁に2階屋根上まで大梯子がでんと差し掛けられているのが特徴。白山下山仏が安置されている林西寺に行くと、定休日にもかかわらず拝観させて下さる。白山の池は地獄を表しているとのこと。廃仏毀釈が、まるで昨日のことのような講釈を、小一時間頂戴する。はりきって地獄に行ってやろうじゃないか。

翌日登山開始。山アジサイのピンクがきれいだ。登山道の両側に山乳母百合がトーチのようにボンボン咲いている、大群だ。Oさんと並ぶと同じくらいの背丈のものもある。鳥居をくぐり吊り橋を渡り過ぎると、センジュガンピ等の花々が脚元に。泥水のたまりにはサンショウウオのオタマジャクシが泳ぐ。エコーラインが近づくにつれ、花の種類が増えていく。ヨツバシオガマ・クルマユリ等々。ピンク、白、黄色が斜面を彩る。南竜馬場の分岐から今日の花の乱舞の始まり。岩銀杏・ニッコウキスゲ・白山シャクナゲ・ミヤマリンドウ・白山コザクラ・深山金梅。白、ピンク、紫、黄、大変だ。三つ葉の梅花オウレンにお花の先生Sさんも大興奮。私のメモの字も追いつかない。

雪渓と青空が出てきた。室堂まであと30分。イブキトラノオがボンボン打ち上げ花火している向こうに室堂センターが見えてきた。到着。休憩もそこそこに御前峰を目指す。クルマユリの群生だ。白山フウロもお出迎え。岩ツメクサがニッコリ。花に導かれて頂上に全員到着。ここから希望者がお池巡りに向かう。別名地獄巡り。一転して白い岩がゴツゴツしている。荒涼たる風景を降りる。ふりかえれば荒々しい御前峰。緑なし。池が地獄だそうだが、緑青色。赤くはない。池の周りに雪渓。池が地獄なら花の絨毯は極楽浄土である。寺の方は高山植物は雑草とおしゃっていたが、雑草上等である。最後の地獄千蛇ケ池を過ぎると白山コザクラの極楽浄土である。そうこうするうちに本日の真打ち黒ユリ登場。さすがの風格である。興奮のうちに室堂に戻る。本日終了。

2日目、予定より30分早く6時半出発。黒ボコ岩へ下る。青空と雲海と緑の山並のコントラストが素晴らしい。期待に胸が膨らむ。木道沿いの白山フウロのピンクが眩しい。黒ボコ岩を降りた途端、見渡す限りの斜面という斜面が花花花花花。360度花。若干急だが、転ぶ人もなく下る。途中で飲んだ延命水のお陰かな?

昨年は広瀬道、今年は砂防新道だったが、花の種類は広瀬道、スケールの大きさでは砂防新道である。白山の歴史を寺で拝聴させられたのも良かったのかもしれない。白山は心の底から楽しかった。

写真

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花の写真

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白山地図

白山地図

白山地図

白山断面図

断面図白山

断面図白山