西穂独標

独標に向けてこれから先が本日の核心部

山行情報

日時:2019/12/28 ~ 2019/12/29 天候:1日目 曇り  2日目 晴れ
ランク:C-D 参加:10名
山行担当:CL3405 SL3063
記録担当:文責:3623 写真:3623 3224 3405

コースタイム

1日目 西穂高口・・・穂高山荘(歩:1:30)
2日目 穂高山荘…独標(歩:1:30)穂高山荘…西穂高口(1:00)

山行記

1日目

穂高連峰を期待しロープウエーに乗り込んだのだが、あいにく雲の中。天気予報では両日とも晴れのはずだったが。それでも日は射しており、中国人観光客が雪と戯れる間をテン場へと向かう。

夕食は、食当のご努力で私などは家に居るときよりも豪勢な食事にありつけた。夜トイレに出ると、満天の星、さして寒くもなく、風もない。

2日目

6時まだ暗い中出発、無風と思われたが、甘かった、登るに連れて風が強まる。それでも10m前後なので、ベテランメンバーの表現ではそよ風。確かに気温が高いせいもあり、ゴーグルも目出帽も不要だった。

日が昇るとピラミッドピークが三角形の金塊と化し、次いで笠ヶ岳が焼け始め、この夏汗まみれでピストンした双六からの稜線が明らかになる。
ジャン、槍の穂先、吊り尾根、遠くは八ッ、富士山、白山連峰まで、真っ青な空に純白のスカイラインを描き出す。
これだから、雪山はやめられない。
いつか独標を超えて本峰まで行ってみたいものだ。

【CL追記】

行く前は、独標直下の岩と雪ミックスの急登に雪があまりなく不安だったが28日に積雪があったこともあり注意しながら無事登り下りできた。短い時間だったが素晴らしい景色、緊張した箇所と内容が濃い山行ができた。



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