権現・権現(ヤブ)

権現山から箱根の山々、愛鷹山、丹沢湖を望む

山行情報

日時:2021/11/13 天候:晴れ
ランク:C-C-8:30 参加:16
山行担当:CL3389 SL3465,3562,3060
記録担当:文責:3657 写真:3389

コースタイム

西丹沢ビジターセンター8:52…箒沢権現山10:13…畦ヶ丸11:53…畦ヶ丸避難小屋(昼食)11:57~12:20…屏風岩山13:30~13:35…二本杉峠14:21~14:28…世附権現山15:08~15:15…浅瀬入口BS16:52

コースマップ

山行記

交通事情もあり、先発のジャンボタクシー組(元若者)、後発のバス組(若者)別々の出発となる。先発組でスタートしたが、しょっぱなから箒沢権現への急登となる。先頭交代制で最初に先頭を歩いた時、コース取りに不慣れな私は無駄な動きで体力を消耗したが、振り向くと尾根筋を涼しい顔をして歩く先輩方。獅子は我が子を千尋の谷へ・・のご指導をいただく。 

途中迷いながらもなんとか畦ヶ丸まで登り切り、避難小屋に到着。快晴の空の下、景色や紅葉を見ながら昼食。待ちわびた後発組の到着に手を取り合って合流後、そろって出発となる。ここからは、比較的アップダウンが少ない行程となり、和気あいあいと、丹沢の山々、大涌谷の白煙、時々木々の間から垣間見える白い富士山に感動しながら歩く。木漏れ日に透けた赤、黄、橙色の紅葉に足を止められる場面もあった。 

屏風岩山からは下り基調となるも、その後世附権現への急登が待っていた。「2つの権現山を巡る」山行だけあって、最初の権現もさることながら、終盤の2番目の権現の急登はこたえた。「え~、あれ登るの?」と呟いたら、アドレナリン全開で登ってやろうと思わないと!と𠮟咤激励される。恐るべし元若者パワー。なんとか登りきると、その後は急な下りを緊張感キープしながら下山。ヘッドランプを使わずバス停に到着できた。 

今回は最高の天気に恵まれ、ハードなコースではあったが、楽しい山行であった。 

【CL追記】 

昨年、西丹沢のヤブ山行に参加した時に先輩会員から、以前「権現・権現」という山行をやったのだけど、計画してみないと提案された。「権現・権現」という響きがとても気に入って、実施することにした 

西丹沢ビジターセンターから箒沢権現山までのルートは、西丹沢登山詳細図にも載っていないが、ヤマレコでルートを選択し、権現山から畦ヶ丸へつなげた。かなりの急登で登りごたえがあるが、各所から富士山が望め景色も良く楽しい登りだった先発のタクシー組は、バス組より平均年齢が7歳ほど高いのにサクサク歩き、出発から1:15で権現山に到着。このペースはかなり早い!!  あっぱれ、みろくの高齢者軍団。これでは到底追いつけないと諦めていたら、畦ヶ丸避難小屋で待っていてくれた。嬉しい!!  ここからは全員そろって、その後のアップダウンも何のその、いいペースで歩いて暗くなる前にゴールの浅瀬入口BSに到着できた 

バリエーションルートや昭文社の破線ルートの本コースは、急登・ザレ場・痩せ尾根など厳しい箇所もあったが、参加者からは楽しかった、面白かったとの声が多く聞かれた。 



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