苗場山(ゆっくり)
山行情報
日時:2023/07/07 ~ 2023/07/08 天候:晴れ/曇り一時小雨ランク:B-B-5:00 参加:17名
山行担当:CL2942 SL3391, 3509, 3483
記録担当:文責:3483 写真:3483
コースタイム
1日目
和田小屋9:15…雷清水…15:20苗場山頂ヒュッテ(泊)
2日目
苗場山頂ヒュッテ6:30…坪場…11:15三合目
コースマップ
記録日:2023/07/07~2023/07/08最高点の標高: 2142 m
最低点の標高: 1310 m
山行記
1日目
スキーではたびたび苗場に訪れていたが、そこは筍山の麓。苗場山は10km奥にあると知り、ずっと気になっていた。日本百名山、花の百名山でもあることから、事前にYouTube、花の図鑑などで十分予習した上で出発。東京駅7時4分発、越後湯沢下車。9人乗りジャンボタクシー2台に分乗してかぐらスキー場和田小屋着。9時15分に登山を開始した。女子12名男子5名、天気快晴。
まず気持ちよくゲレンデを歩き、樹林帯に入る。野鳥のさえずり、ゴゼンタチバナなどに迎えられ軽快に登り始めたが、蒸し暑さは増し、下ノ芝、上ノ芝と吹き出る汗のままひたすら登り続けた。神楽ヶ峰を過ぎると突然、テーブルマウンテンのような苗場山が現れた。程なく雷清水、冷たい水でパワーを充電。一旦鞍部まで下り、山頂直下最後の急登へ。登り切ると一転、高層湿原が目に飛び込む。7haに及ぶ大絶景。ザックを小屋に下ろし、しばし木道散策。苗場神社まで池塘、風に揺れるワタスゲ、イワカガミ、コバイケイソウなどの眺めを堪能した。
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2日目
夜半から風雨が強まり、好転する見込みなしとの予報。少しでも好転するようにと祈りつつ朝を迎えた。どうやら雨は収まっていったが、風は依然強く、さえぎるもののない湿原歩きでスタートした。
延々と続く湿原歩きの次は、急な長い斜めトラバース。鎖場も5~6箇所あり、ぬかるみ、滑りやすい下りの連続に神経を使ったが、ゆっくり、慎重にとの指示により無事クリア。六合目からは湿気の多い樹林帯となり、小さな虫(ブヨ?)が顔にまとわりつき苦戦を強いられたが、予定通り午前11時すぎ、三合目に下山。タクシーで津南駅へ。そこから飯山線、北越急行ほくほく線とローカルな車窓を眺めながら越後湯沢駅へ。同駅で解散となった。
尾瀬の入山者の多さとよく比較されるが、平日のせいもありほとんど独り占め、自然を満喫することができ思い出に残る山行となった。
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【CL追記】
1日目は梅雨の時期ながら天気に恵まれ、ヒュッテ着後に「天上の楽園」と言われる広大な高層湿原の散策を皆さん満喫できたかなと思います。一方、2日目はハラハラドキドキ。強風と小雨の中、急な岩場、鎖場を慎重に下り、全員ケガもなく無事下山できほっとしました。「ゆっくり」とは看板に偽りあり。皆さん本当にお疲れ様でした。