丹沢大日鉱山跡地探訪

坑道の2つの穴から

山行情報

日時:2024/04/20 天候:晴れ
ランク:C-C-7:00 参加:13名
山行担当:CL2455 SL2732, 3405, 3868, 3668
記録担当:文責:3977 写真:4033, 3977, 3868, 3405, 2732

コースタイム

大倉BS8:40…10:06戸沢10:15…11:13水無川本谷F5上11:25…12:06鉱山跡地12:40…13:30大日下広場13:45…14:20烏尾山…15:36新茅山荘…16:40大倉BS

山行記

1933年、満州事変後2年目にこの地での掘削許可が下りて、マンガン鉱の採掘がはじまったという。しかし品質は粗悪。戦後、海外に負けて昭和24年には閉山しているとのことだ。

書策新道は廃道になっているが、特に水無本谷F5手前からが悪く、道が消えていたり、ロープが張られた崩落箇所もあり、気をつけながら進んだ。セドノ沢左俣手前で一度沢に下り、白竜の滝の先の急斜面を上がっていくと大きな穴が2つ現れた。いくつもある坑道の1つで、中で繋がっていたが、奥に数メートル掘られている程度だった。昼食をとり、しばし昔に思いを馳せた。

その後もう1つの掘削跡を見て、ロープを出していただいて沢まで下降。ここまでが核心だった。沢を横切った後は道もよくなり、書策小屋跡地で小休止、烏尾尾根から大倉に戻った。ちょっとハラハラする道だったけれど、丹沢の歴史を知れた。安全に留意してちゃんと行けた。達成感に皆の顔は輝いていた。リーダーに感謝。



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