縞枯山~高見石(雪山・小屋)
山行情報
日時:2022/01/22 ~ 2022/01/23 天候: 1日目快晴 2日目曇りランク:C-C-5:00 参加:19名
山行担当:CL3205
記録担当:文責:3622,3333 写真:3205
コースタイム
1日目
茅野駅 9:07発…八ヶ岳RW山頂駅 10:49着…縞枯山 12:10着…大石峠 13:31着 …麦草峠 14:04着…白駒荘 14:53着…白駒池遊び15:15~16:15
2日目
白駒荘 7:33発…高見石小屋 8:18着…中山展望台 9:40着…黒百合ヒュッテ 10:21着…渋の湯 12:14着…茅野駅 14:25着
山行記
1日目
あずさ1号で茅野駅へ。進むにつれて、車窓に白い山並が広がります。駅から総勢19名がタクシーに分乗して、北八ヶ岳ロープウェイ山麓駅へ移動。RWで山頂駅まで登ります。山頂駅の目の前が坪庭です。真っ白な雪原と抜けるような青空の八ヶ岳ブルーが広がっています。風もなく、絶好の登山日和。アイゼン、スパッツ、グローブの装着、準備を整え、気合いを入れて出発です。登山客が多いので、トレースはしっかりとついているものの、道を外すと膝くらいまですっぽりと埋まってしまいます。
雪山を歩ける嬉しさに、はしゃいでトレースから外れないようにようにと、自分に言い聞かせて進みます。ほどなくして、縞枯山荘の前を通過し、雨池峠の分岐に到着、ここから縞枯山山頂を目指して樹林帯の急斜面を登ります。山頂の少し先の展望台から、南八ヶ岳や南アルプスを一望でき、見事な絶景を楽しめます。休憩時、CLが雪山での疲れにくい安定した歩き方のレクチャーをして下さり、聞き逃すまいと、皆さん熱心に耳を傾けておられます。
次のピークの茶臼山を越えて大石峠-麦草峠へ降り、麦草ヒュッテを経て、宿泊地白駒荘へ。途中、雪持ちをストックでわざと?!落として、童心に返ったようにはしゃぎ、会話も楽しく弾みます。白駒荘に到着後は、宿で借りたスノーシューや、持参した尻そりを使って各自楽しみました。白駒池全体が凍結しており、真っ白な池の真ん中から湖岸が望める、貴重な体験です。
2018年にリニューアルオープンされた白駒荘は、綺麗で小屋は暖かく、お風呂に入る事もできます。ご主人こだわりの、自家製野菜をふんだんに使った豪華で美味しい食事、ふかふかの布団と、まるでホテルに泊まりに来たような快適さです。開業100周年記念のオリジナル手拭いも頂き、雪山の魅力、楽しさを、思う存分に味わえた1日でした。
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2日目
6時30分朝食、小屋の主人から外の気温は-12℃、今日の天気予報では曇。降水確率は20%、風も弱い。夕方から崩れるとの情報。7時30分出発、樹林帯の緩やかな登りが続く。所々に空洞、雪の重みで曲がった枝、時々風で上から雪が舞い散る。高見石小屋で休憩。急な登りを過ぎ中山展望台に着く。少し風が有り寒い。
遠くにアルプスの山々、正面に天狗岳、広大な自然の眺めを満喫し中山へ、急な下りと片側が崩れた箇所に注意し中山峠分岐から黒百合ヒュッテへ10時過ぎに着く。小屋の内外は多くの登山者で賑やかである。時間に余裕が有り多め休憩、後は緩やか下り坂で渋の湯迄、山縛りしりとりゲームを楽しみながらの歩きとなる。全員の足並みが揃い予定より早く12時過ぎ、渋の湯に到着する。天候、展望に恵まれ久々の雪山山行を楽しむことが出来ました。
【CL追記】
豪華な食事とお風呂で有名な白駒荘と全面凍結した白駒池遊びをメインとした、ゆったりとした雪山山行であった。1日目の八ヶ岳ブルーは自分の経験の中でもピカイチだった。ありがたや!
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