八ヶ岳 石尊稜
山行情報
日時:2021/01/10 ~ 2021/01/11 天候:晴ランク:D-D-10 参加:3名
山行担当:CL3632
記録担当:文責:3420 写真:3632,3256,3420
コースタイム
1/10 海老名西口7:00赤岳山荘9:30行者小屋13:00
1/11 泊地6:30石尊稜取付き8:00-8:30石尊峰(登攀終了)12:10地蔵ノ頭12:45行者小屋13:45赤岳山荘16:30
山行記
当初9日-10日で計画したが、寒波が押し寄せ-20℃以下風速20m以上になる予報があり、1日遅らせて出発した。行者小屋でビーコン捜索練習、ココヘリのビーコン機能のチェックなどを行う。ココヘリは、埋没者の方向がよく分からず、またスマホの画面を触らなければならず、実際には使えないとの結論になる。夜は、ぺミカンの豚汁。朝もぺミカンの豚汁(笑)。
翌朝、人の間に入れておかなかったプラティバスは凍っていた。薄暗い中予定より少し遅れて出発。取付きの沢から上がるポイントで先行していた3人パーティがルートの確認をしていた。我々も違う方向を確認したが、先行パーティがルートを確認して下部岩壁の取り付きへ。我々も取り付き少し下へ。先行パーティ3人はいずれもダブルアックスであったが、こっちはピッケルのみ。下部岩壁に取付き、20m直上し少し左を上がる。ピンはある。雪を払いながら上るが、指先が冷たくなり感覚がなくなっていく。1ピッチ40mで下部岩壁終了。初めの20mが結構細かい。4級。途中にピッチを切る支点もあり、ツルベの時は、切った方がスムーズかもしれない。
その後はたっぷりの雪の雪稜を歩き、上部岩壁へ。こちらは3級くらい。凹角を登りピナクル帯をランナウト(ランニングビレイ1か所)しながら、重くなるロープを引きずって40m。途中で切った方が良かったが、顕著なピナクルもなく、意識して登らないと切れない。1ピッチで上部岩壁終了。ココから広い草付きルンゼを50mくらい登ると稜線。風をよけて食べ物を口に入れ、人心地つく。出発を1日遅らせたおかげで稜線の風のないところは暖かい。天気も良く快適。地蔵経由で行者小屋へ。テントを撤収して美濃戸まで歩いた。
1月の寒さの中の冷たさが分かるバリエーション山行だった。
写真をクリックするとスライドショーになります。
- 行者小屋に着いた。
- 赤岳アップ。雪煙が舞っている。
- 横岳・赤岳・中岳のパノラマ。
- 石尊稜の取り付きへ。トレースがなくなる地形で、行き先を探しているところ。右上の岩場が取付きで、ハンガーボルトもあった。
- 下部岩壁を登る先行パーティ。彼ら3人はダブルアックス。こちらはピッケルのみ。ピッケルだけで十分。
- 下部岩壁取付き。いよいよ登攀開始。左奥に見えるのは、阿弥陀岳。
- 下部岩壁を登り始める。初めの20mくらいが細かく、少し難しい。その後、左上に進む。途中にビレイポイントもあったが、40m伸ばした。
- 下部岩壁を上がると、雪たっぷりの稜を歩く。
- 上部岩壁を登る、先行パーティ。この日は、我々と2パーティのみ。
- 上部岩壁を登ると、50mくらいの草付きルンゼ。ココを抜けると稜線。
- 稜線まであと10m。やっと、着いたぜ。