2020年1月阿弥陀ケ岳北稜
山行情報
日時:2020/01/25 ~ 2020/01/26 天候:晴れ、曇り・ガスランク:D 参加:4名
山行担当:CL3256
記録担当:文責:3256 写真:3256
コースタイム
1/25 11:10美濃戸口・・・12:40南沢小滝・・・16:40行者小屋(テント泊)
1/26 6:45行者小屋・・・6:56分岐・・・7:50ジャンクションピーク・・・北稜取付き8:00・・・
8:35①ピッチ目・・・8:50②ピッチ目・・・9:02②ピッチ目終了・・・阿弥陀ガ岳山頂9:35
・・・10:15中岳のコル・・・11:00行者小屋
山行記
1日目
アイゼンなしで南沢から小滝まで。初めてアイスクライミングをトップロープで経験。バイルを打ち込むのが難しく、2本登っただけで腕がパンプした。
行者小屋のテン場に張っているテントは少なく、静かだった。
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2日目
2018年の年末に、別のメンバーで北稜の取付きまで偵察に行っている。その時もガスで回りが見えなかったが、今回も同じ。まったく景色が見えないが、不安は無くワクワクしてくる。
北稜の取付きまで急登が続くが難しい箇所は無い。最後の急登を越えると最初の岩峰が現れる。北稜は2ピッチの短いルートで、終了点から阿弥陀ケ岳の頂上までの距離が短い。
1ピッチ目、Aがトップ。ホールドが豊富でアイゼンも置く所に迷うことが無い。棚に上がると雪稜。その雪稜を登るのだがランナーを取るところが無い。小さな岩にスリングを掛けランナーを取ってみるが、無いよりはましだろう・・・
2ピッチ目、Dがトップ。ランナーが取れなく、ナイフリッジの上でやっと1か所。無くても登れるが、1か所は取った方が良いだろう。落ちたら雪の中をかなり転がり落ちるだろうから。短いルートが終わり、ロープをたたんで頂上までの短い距離を歩く。真っ白の中、何も見えないが楽しい時間だった。
阿弥陀頂上からガンガン下って行くと一組の男女が上がって来た。雪量があり勾配もあるのでどうしても雪が下に落ちてしまい、下から登ってくる二人に雪が降りかかる。雪山は初心者なのか、雪が当たると「キャーキャー」言いだし、しまいには怒り出した。雪が嫌なら来なけりゃ良いのに・・・とブツブツ言いながら下降。中岳のコルでまったりしながらお茶を飲む時間は最高!
11時前にはテン場に着くような短いルートだったが、楽しい一日だった。
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