八甲田山~奥入瀬渓流(山と温泉)

 山行情報・担当者

日 時   2016年10月7日(金)~9日(日)1日目…晴れ・強風 2日目…雨・3日目…晴れ
ランク   B-B-4:30 参加者 13名
山行担当  CL:NT2284 SL:HM2496
山行投稿者 KH3304

コースタイム

[1日目]

東京駅6:32-新青森駅9:50-ロープウェイ駅前11:12- 11:40山頂公園駅12:16···13:30赤倉岳13:40···13:52井戸岳···14:25大岳避難小屋14:40···15:20宮様コース分岐15:20···酸ケ湯温泉17:10 (歩行時間 4:04)

[2日目]

酸ケ湯温泉BS10:18-11:00蔦温泉BS11:25···12:08長沼休憩舎12:30···13:00蔦沼BS13:33-14:33十和田湖駅BS-十和田湖山荘(泊)15:00( 歩行時間 1:13)

[3日目]

十和田湖山荘7:50-8:00十和田湖駅BS8:30-8:48子ノ口BS9:00···11:45石ヶ戸12:42-八戸駅14:40 (歩行時間 2:30)

報告事項

ロープウェイを降りたときから、かなりの強風で赤倉岳の稜線から大岳避難小屋までは、しばしば対風姿勢をとらなければいけないほどで、危険と判断し大岳は回避した。二日目は、終日雨で酸ケ湯を1本遅いバスで出発、コースも短縮した。
三日目は、滝見物に時間を要し焼山BSまでは時間的に無理と判断し、石ヶ戸からバスに乗車。

山行記

1日目

早朝、東京駅で12名が集合し、新幹線に乗り新青森駅到着し、そこからバスに乗り八甲田山ロープウェイ乗り場へ。ロープウェイにて、いっきに山頂公園駅に着く。そこで、お昼ご飯を食べてから赤倉岳へ向けて出発。

曇の間から青空も見えて展望もよく、少し紅葉している木もあり、地面にはちらほら雪が残っていたりと、感嘆の声を挙げながら歩いていたが、だんだん雲が動き風が強くなり始める。赤倉岳山頂付近に着いた頃には、風が酷くなり立っているのも大変になる。大岳へ向かう尾根道に至っては、身体が風に飛ばされそうになり、ストックを両手で持ち身体を低くして耐え、風が弱くなった瞬間に急いで進む事を繰り返す。
それでも耐えられず、柵にあるロープに捕まって必死に歩く。柵が片側しかないところは、下へ飛ばされるのではないかと恐怖を感じた。

どうにか大岳避難小屋に到着するが、強風の為八甲田山大岳に登るのは無理との判断をし、今日の宿泊施設の酸ヶ湯温泉に向けて歩く。けなしたいは、草紅葉がとてもきれいでみんな感嘆の声を上げる。そして後ろを振り返ると、あの風はなんだったのかと思う程の八甲田山大岳は綺麗に晴れている。また、紅葉もとてもきれいである。先程の悪天候は、嘘のよう青空の下を歩いた。酸ヶ湯温泉には、なかなか着かずやっと温泉旅館がみえた時に心底ほっとする。ここで遅れてきたメンバーと合流し、総勢13名となる。

2日目

雨の為、予定を変更し蔦の七沼巡りをする。幸い雨は小振りになってくれるが、残念ながら紅葉はまだ早かった。雨がだんだん強くなってきたこともあり、早々と歩きバスにて十和田湖の宿へ。

3日目

心配してた雨も止み、宿を出発しバスにて子ノ口駐車場に着く頃には青空も見える。残念ながら紅葉は全くしていないが、前日の雨で水量が増し激しい流れの滝や渓流は見応えがある。
石ヶ戸にて昼食をとり、八戸行きのバスに乗り八戸駅にて解散となる。

天候に恵まれず変更も多く、ほとんど紅葉は見れず残念だったが、八甲田山にての強風を体験した事が強く心に残った山行でありました。